記事によると、大田(テジョン)韓国原子力研究院の研究棟にある大きな箱型の「動電気除染装置」は、放射能で汚染された土をきれいにする機械として、2011年に同研究院の金博士が開発に成功した。汚染土に電気を流してセシウムやウランなどを除去する仕組みになっており、当時画期的な技術として脚光を浴びた。1998年の研究開始以降、計213億ウォン(約21億円)の予算が開発・運用に投入されたという。
しかし、現在も稼働どころか、放置されてほこりをかぶっている状態という。研究チームによる性能実験捏造(ねつぞう)の事実が摘発されたからだ。技術の商用化には大型化がカギとなり、「日本に輸出して福島原発周辺の土地を浄化すること」を目標に据えていたが、研究チームは汚染土にきれいな土を混ぜて全体の放射能濃度を下げるなど、まるで大型化の技術に成功したようにデータを操作していたという。
記事は「不思議なことに主務省庁は何の責任も問われておらず、『科学界内部の八百長』『身内びいき』などと批判する声が出ている」と伝えた。
同記事に対して、韓国のネットユーザーからは1000件以上のコメントが寄せられた。「税金の無駄遣い」「国にお金がないんじゃなくて、泥棒が多過ぎる」「さすが詐欺師の国」「実験の失敗は許せるけど、実験の捏造は許せない。韓国のこういう部分は改善すべき」など非難の声が続出した。
その他にも「200億あったら植林した方がいい」「こうやってお金を捨てたのは今回に限ったこと?」「こんな国でノーベル賞を望む方がおかしいんじゃない?」などさまざまな声が上がった。(翻訳・編集/松村)
ソース:レコードチャイナ<日本輸出に向け開発された韓国の新技術、使われず放置されている理由は?=韓国ネットからは非難の嵐>
https://www.recordchina.co.jp/b632923-s0-c30-d0127.html
金の無駄
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Source: おもしろ韓国ニュース速報