駐車場は巨大ごみ集積場に…風で飛散し至る所にごみの山
「五輪が閉幕して随分たつのに、いつまでごみの山を放っておくのか。風が吹くとごみが村の野山に飛んでいくので環境汚染も心配される」
平昌五輪(2月9-25日)とパラリンピック(3月9-18日)が閉幕してすでに2週間以上たつが、平昌の至る所にごみが放置され、住民の不満が高まっている。
2日午前、五輪会場だった平昌・横渓里の駐車場は、巨大なごみ集積場と化していた。この駐車場は平昌冬季五輪組織委員会が、五輪の来場者のために建設したものだ。広さは1万5000平方メートルに達する。組織委と平昌郡は、来場者数十万人が捨てたごみを処理するために、駐車場内の5か所にごみ分別用の集積場を設置した。指定のごみ袋に入った一般ごみは平昌郡が、リサイクル可能なごみは組織委が処理することになっていた。
しかし、五輪が閉幕しても、リサイクルごみだけでなく一般ごみも処理が遅れている。駐車場内に設けられたリサイクルごみ用の集積場には、一般ごみも含めてあらゆるごみが山積みになっていた。ごみ分別のために設置された鉄製のキャビネットは、ごちゃごちゃになったごみが扉の外まであふれ出していた。リサイクルできないごみからは悪臭が漂っていた。長期にわたって放置されていた上、ここにきて気温が上昇しているからだ。一部のごみは江原道特有の強風で飛ばされ、駐車場のあちこちに散らばっていた。横渓里のある地区長は「このままでは飛んできたごみで村の谷間がごみ置き場のようになってしまう」と嘆いた。
開会式・閉会式の行われたオリンピックプラザもごみ問題で頭を抱えている。各施設の撤去の際に発生した一般ごみが、風で市街地に飛ばされているからだ。平昌郡の大関嶺面では先月28日から、地域の雇用事業に従事している作業員たちを急きょ投入し、市街地を中心にごみの収集作業を行っているが、処理が追いつかず、住民から不満の声が相次いでいる。平昌郡の担当者は「住民の抗議が激しく、先月8日には平昌組織委員会に対してごみ処理に関する文書を発送した。ごみ問題が解決しなければ、追加で文書を送る予定」と話した。
平昌五輪組織委のソン・ベクユ・スポークスマンは「駐車場のごみは速やかに作業員を投入して処理する予定」「(施設物の)撤去過程で発生するごみは、回収にかかる期間を短縮するなどの対策を講じる」と話した。
平昌= チョン・ソンウォン記者
ソース 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/02/2018040202550.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報