(中略:日韓問題のおさらい)
このような脈絡で多少あきれたり、熱くなる人もいなくはないような提案を一つしようと思う。私たちが日本で「天皇」と呼ばれる存在を「日王」ではなく日本天皇と呼称することだ。そしてこれを韓日関係を新しく固めていく一つの画期的なモメンタムとしても活用していこうということだ。
「日王」を「天皇」と呼ぼうというのには次のような理由がある。
まず、何よりも私たちが21世紀の中堅強国に発展したからだ。日本天皇を日王と呼び始めた裏には不幸だった過去の歴史などに起因した彼らに対するコンプレックスと劣等感などもなくはなかったと思う。しかし、今は違う。今の私たちはみすぼらしくて矮小なだけの過去とは顕著に変わった。最貧国当時とは比較にさえならないほど強盛になった私たちがまだ過去のその劣等感にひたる理由はない。
次に、日本に対する私たちの堂々の表象だ。冷静に考えてみよう。私たちは中国の国家主席や台湾の総統、あるいは香港の行政長官などについては彼らが使う漢字語と呼称などをみなそのまま使っている。それと共に日本天皇についてだけあえて日王に格下げして呼ぶことを日本人たちが知ったら私たちをどう思うだろうか?
三番目に、天皇という世界唯一の漢字語名詞の意味などを勘案しても、ありのまま呼ぶのが正しい。天皇という漢字語は全世界でたったひとりだけを示す名詞だ。日本天皇は、日本神話に出てくる日本の祖先神「天照大神」からいわゆる万世一系を誇る日本神話の唯一の継承者として見なされてきた。また、政治的実権はなくとも、日本憲法が明示した国家の象徴であり、国家統合の象徴として日本社会で幅広く尊敬を受ける唯一の一人を称する。どの漢字語でもその象徴的意味をそのまま代替はできない。
最後に、日本社会の力学関係をよく活用しようという意味もある。現在の日本社会で明仁日本天皇の地位は「私が国家だ!」と発言して「おまえはルイ14世か?」という批判を自ら招いている安倍総理とは比較にならないほど、非常に意味深い。天皇は過去の歴史などについても安倍の極右派政権と次元を異にする。彼はこれまで日本が犯した過去の歴史について事実上の謝罪をしてきた。
(中略)
もちろん、このような提案は日本に対する私たちの感情や安倍政権の低級な姿勢などを考慮すると、私たちの社会の公憤ばかり招く可能性もある。しかし、日本の極右派勢力に勝つためなら、いや彼らと同じ単純低級な両極的「勝ち負け」式思考を越えて隣国日本との健全な共生に導いて行くためには、私たちだけでも、もっと寛大で冷静になる必要がある。
このように日本の民心に感情的に響くように接近すると同時に日本社会の良識にも力を加える中で韓日関係の新しいフレームを作ろう。やることは謙虚に、要請は堂々と要請し、対抗は強力に対抗していこうということだ。これと共に大胆な浩然之気の姿勢を通じて韓日関係がトンネルの出口に向かって進むように私たちが追求するのはどうだろうか。
ウ・スグン教授/日本慶応大学で修士号を取得後、米国ミネソタ州のロースクール卒業。上海華東師範大学で博士号を得た後、現在の東華大学に在職中で「ウ・スグン中国研究所」の所長として活動中。
ソース:プレシアン(韓国語) 私たちが「天皇」と、ありのまま呼んでくれるならば?(抜粋)
http://www.pressian.com/news/article.html?no=231123
韓国人死ねと思ってる。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報