インドネシア現代車工場建設に日本メーカーが主な役割…同胞社会激怒

現代車「施工会社とのターンキー契約方式…施工選定は関与しない」

双日所有敷地来月契約…現代エンジニアリング-竹中工務店と手を握る

(ジャカルタ=聯合ニュース)ソン・ヒェミ特派員=現代自動車のインドネシアの新工場の建設に日本の5大建設会社の一つに数えられる竹中工務店(Takenaka)が主要な役割を担ったというニュースが伝えられ、韓国人社会の反発が激しい。

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29日、インドネシア、韓国人社会と業界によると、現代自動車がブカシ県デルタマス工業団地に工場を作りながら、現代エンジニアリングが土木・鉄骨・電気・設備・建築など、ほとんどの工事を竹中工務店とその下請け業者に任せることにしたというニュースが広がった。

また、韓国企業が工事に参加しても、過去に現代・起亜自動車のインド、トルコ、メキシコ工場建設の経験がある企業が参加し、在インドネシア韓国人企業は参加の機会を得られなかったものと伝えられた。

A社の関係者は、「現代車のプロジェクトが同胞経済に活力をくれると信じていたが、参加の機会を得られず、空しい」と主張した。

B社の関係者も「昨年から現代車の関係者がジャカルタに入ってきていて、仕事量を貰えるように、様々な情報を収集してきたが、実際は日本企業に仕事を集中的に発注した」と憤慨した。

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これに関連し、現代自動車は「工場の建設は、ターンキー契約方式で締結するために施工会社一箇所を選定するだけで、施工者選定には関与しない」とし「施工会社に有力な現代エンジニアリングは事前にチームを設けながら竹中をパートナーに決めた」と聯合ニュースに明らかにした。

続いて「竹中は、以前に他の国の現代車工場を建てるとき、現代エンジニアリングと歩調を合わせた経験があり、インドネシアでも自動車工場を建てた経験がある」と付け加えた。

業界によると、インドネシアで外国企業が建設工事をするには、外国企業と地元企業が67対33の比率で参加しなければならない。竹中はすでに現地法人を持っているので、現代エンジニアリングが竹中の手を簡単に取ったという解釈も出ている。

現代車は「インドネシアの工場を建設する確率が非常に高いが、まだ確定したわけではなく、施工会社に現代エンジニアリングが最も有力ですが、これも契約を締結した状態ではない」と説明した。

現代車は「プラント全体の建設には、多くの建設会社が施工者として参加する」とし「日本のメーカーだけでなく、地元の建設会社、現地に進出した国内建設会社などの技術力と価格競争力を身に付ければ、プロジェクトに参加することができる」と付け加えた。

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現代自動車、インドネシア工場建設の公式発表は来る11月25~26日、釜山で開かれる韓・ASEAN特別首脳会議に合わせてジョコ・ウィドド大統領が訪韓した際、両国の大統領が出席した中で行われる予定だ。

しかし、インドネシアにはすでに現代車本社の従業員はもちろん、現代エンジニアリングと関連会社の従業員が大挙入っていて「合図」さえあれば工事に着手する準備をしている。

業界によると、現代自動車はジャカルタから東に40㎞離れたブカシ県デルタマス工業団地に日本の企業・双日とインドネシア企業シナルマスが所有している70㏊を工場用地として選定し、来月に土地契約を締結する予定である。

デルタマス工業団地はすでに日本の自動車メーカー、スズキと三菱が進出した状態だ。

これに対して、「地価が安いわけでもなく、人件費が安いわけでもなく、あえて日本の企業がいっぱいいるところをなぜ選んか分からない」と困惑している声も出ている。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ