第二の3000トン級「安武艦」、今日進水…米ロ原潜より致命的

3000t級潜水艦2番艦が姿を現した。

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9日、慶尚南道巨済の玉浦造船所で、安武艦の進水式が行われた。 安武艦は、2018年9月に進水した島山安昌浩艦(3000トン級)に続く張保皐-Ⅲ級の2番目の潜水艦だ。

進水式は艦艇を建造した後、初めて水に浮かべる儀式だ。 海軍の伝統に従って、同日の行事の主賓であるソ・ウク国防部長官のソン・ソジン夫人が艦艇と地上を連結した進水綱を切断する。

安武艦は今後1年間の試験運航を終えた後、海軍に引き渡される予定だ。 海軍は艦艇を引き受けて1-2年間の別の準備を終えた後、就役式を経て実戦配備する。 これに先立ち進水した島山安昌浩艦は、年内に海軍に引き渡され、2022年に作戦に投入される予定だ。

同日の進水式で、ブ・ソクチョン海軍参謀総長が艦名を宣布する。 安武艦は鳳梧洞・清山里の戦い100周年を迎え、2つの戦闘で勝利を導いた大韓帝国鎮衛隊出身の独立軍・安武将軍から命名された。 安武将軍は、日本警察の襲撃で銃傷を負って逮捕され、同年殉国した。 政府は1980年、建国勲章独立章を追叙した。

海軍は2010年に就役した「安重根」以来、金佐鎮、尹奉吉、柳寛順、洪範道、李範錫、申ドル石、安昌浩など、独立後に国家の発展に貢献した人物から潜水艦の艦名を取る伝統を受け継いできた。

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海軍は今後、核心戦力である軽空母とともに韓国型次期駆逐艦、4000トン級潜水艦などを備えて先進大洋海軍に生まれ変わる計画だ。

安武艦は北朝鮮の核兵器・潜水艦を阻止する基本任務の他にも、中国と日本をはじめとする周辺国と海洋主権をめぐって競争が激化している状況で、大洋海軍の核心的な役割を担うことになる。

安武艦は重大な任務に合わせて性能も大幅に向上した。 2006年から2017年まで9隻を建造し張保皐級(張保皐-II級、1800トン)より2倍大きい。 空気不要推進システム(AIP)に高性能燃料電池を適用し、水中潜航期間も長くなった。 従来の潜水艦はエンジン稼動のために1日に1度ずつ水面近くに上がってきたが、AIPを搭載した潜水艦は数日ほど深い海に停泊できる。

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安武艦は米国・ロシアの原子力潜水艦より小さいが、「致命的な一発」を持っている。 弾道ミサイルや巡航ミサイルを発射する6つの垂直発射管を備えているためだ。 潜在的脅威国家の中心地域を精密に攻撃できる。 周辺国が安武艦を嫌う戦略兵器に分類する理由だ。

しかし、安武艦もこれに先立ち建造された島山安昌浩艦のようにディーゼルエンジンで作った電気で推進するため、最大速度20ノット(時速37キロ)で動けば、数時間でバッテリーを使い果たしてしまう。 艦の大きさも小さく、乗組員は約50人ほどで、1ヵ月以上水中にとどまることも難しい。

そのため、政府は原子力潜水艦の建造を検討している。 国防部は今年8月に「2021-2025国防中期計画」を発表し、計3隻を建造する4000トン級潜水艦には原子力推進方式を適用する案を事実上認めた。

原子力潜水艦の建造能力は段階的に備わっていく。 島山安昌号級は、韓国が独自の技術で設計から建造までを完成させた「国産」潜水艦だ。 海軍は4000トン級で規模を拡大し、核推進方式も適用して国内で開発する案を検討している。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ