日本スパコン、8年ぶりに世界1位奪還…毎秒計算速度41京

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日本が開発したスーパーコンピューターが米国と中国を抜いて8年ぶりに世界1位になった。

日本経済新聞によると、理化学研究所と富士通が共同開発した「富岳」は、国際専門家会議が22日(現地時間)に発表したスーパーコンピューター世界ランキングで1位となった。 富岳は1秒に41京5000兆回の計算性能を立証し、米国のスーパーコンピューターサミット(1秒当たり14京8000兆回)を大きくリードして1位を占めた。 2-3位は米国、4-5位は中国のスーパーコンピューターだった。

日本のスーパーコンピューターが世界1位になったのは2011年の京以来8年ぶりのことだ。 以後、世界スーパーコンピューター1位は中国と米国が二分した。 スーパーコンピューターの世界順位は毎年6月と11月に発表する。 中国は2013年6月から2017年11月まで10回連続世界1位を占めた。 2018年6月以降、昨年11月までは、米サミットが4回連続でトップを維持した。

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2014年、官民協力で開発を開始した富岳には1300億円が投入された。 日本を代表する富士山ほど高い性能を持つ大きな山になれという意味で富岳という名前をつけた。 富士通が開発した高性能中央演算処理装置(CPI)を約15万個搭載した。 2011年、世界1位の「京」が1年かかる実験を数日でこなす。

主要国がスパコンの開発に力を入れているのは、現代科学技術社会の必須の研究インフラとなっているからだ。 代表的なものが創薬だ。 新薬開発は、数多い物質の中で病原菌に効果がある候補を探す作業だ。 日本も4月から、富岳を新型コロナウイルス感染症(コロナ19)対策に投入している。 高度の計算性能を活かして約2000種の既存薬品の中から治療薬候補を選別する作業を進めている。

大都市で地震や津波などの複合災害が起きた時、避難経路を予測したり、核実験のシミュレーション作業を行うなど、国家安全保障の側面にも活用される。 日本経済新聞は最先端の技術開発競争を繰り広げている米国と中国が、1-2年以内に1秒当たり100京回の計算速度を持つ次世代スーパーコンピューターを開発する可能性があると見通した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ