ビッグヒット発の衝撃、コスダックにも飛び火
[アンカー]
公募株への投資代案として注目を集めていたコスダックベンチャーファンドから、最近、大規模な資金脱出が続いている。
企業公開市場の最大魚とされていたビッグヒットエンターテインメントに対する失望感が公募株市場全般に対する懸念に広がり、コスダックベンチャーファンド売りを呼んできている状況ですが、コスダック市場の需給懸念にも広がっています。
チョン・ヒヒョン記者が報道します。
[記者]
今年下半期の公募株への投資ブームを受け、規模を拡大してきたコスダックベンチャーファンドから最近、大規模な資金が流出しています。
コスダックベンチャーファンドは、公募株の30％が優先的に割り当てられるため、公募株への投資代案として急浮上していた商品です。
コスダックベンチャーファンドの全体設定額は、この1週間で1,772億ウォン減少しましたが、これは全体設定額の18％に達する規模です。
コスダックベンチャーファンドの大規模な資金離脱の原因としては、市場の期待を一身に受けながら、15日に証券市場入りしたビッグヒットエンターテインメントの株価が連日下落を続けているためと分析されています。
ビッグヒットエンターテインメントの株価は、上場以来34％ほど下落しています。
これに対し、今年SKバイオファーム、カカオゲームズの上場直後、収益率が改善したコスダックベンチャーファンドの平均収益率もここ1週間でマイナス2％台を記録しています。
実際、同期間中に最も多くの資金が流出したコスダックベンチャーファンドは、ビッグヒット投資を受け、発売からわずか1日で2,400億ウォンの資金を集めた「高レート資産運用」の商品で、全体設定額の半分に達する1,146億ウォンが流出しました。
「ビッグヒット」発のコスダックベンチャーファンドの資金流出が続いている中で、専門家たちは、このような現象がコスダック市場に需給の負担として作用する可能性があると分析しています。
投資家たちがファンドの買い戻しを要請すれば、ファンド運用会社もこれに対応するため、コスダックベンチャーファンドが保有しているコスダックの銘柄を売却しなければならないからです。
コスピ対比時価総額規模の小さいコスダック上場企業の特性上、売却規模が大きくなくても株価変動性が大きくなる可能性があるということです。
実際、この1週間、資産運用会社を含めた機関投資家らは、コスダック市場で5,526億ウォンを売り渡しました。
【インタビュー】イ・ヒョソプ 資本市場研究院研究委員
「コスダックの場合、時価総額が高くない企業が多く、機関や外国人の売りによって価格変動性が大きく現れる傾向があるため、コスダックベンチャーファンドから売りが出されると株価が急落する恐れがあります。」
ビッグヒットへの失望感が、銘柄投資家を超え、コスダック市場全般への需給を巡る懸念へと広まっています。
Source: かんこく！韓国の反応翻訳ブログ
