米・英・日エリート教育でエリート養成…韓国だけ「平等・包容性」叫んで逆走
試験台に上がった教育平準化政策と先進国の事例を見ると
米国、名門大学に送った高校の90%がプレップスクール
英国、イートンカレッジなどの私立運営権を保障
日本、標準化の副作用後、学区制廃止へ
英国イートンカレッジ、米国プレップスクール。 代表的な海外名門私立高校とエリート教育機関だ。 海外でも高校平準化をめぐる論争が進行中だが、秀越性教育の必要性を認めている。 主要先進国は、秀越性教育の比重を一定水準に維持し、人材養成に力を入れている。 一方、韓国は現政権に入って特に平等·包容性の価値を強調し、国際社会の流れに逆走行しているという指摘だ。
日本は平準化政策の副作用を認識し、00年代に入って秀越性教育を漸進的に強化している。 日本は高校序列化を防ぐという名分で、1960年代から韓国の高校平準化政策と似た学区制を導入した。 しかし、名門公立高校を選択できなくなった優秀な生徒が、学区制が適用されない有名私立高校に集中する現象が発生した。 過度な入試競争を避けるとして02年に施行した「ゆとり」教育は学力低下まで煽った。 日本文部省は遅ればせながら、03年にすべての公立学校に適用した学区制を廃止し、ゆとり教育を09年に中止するなど、「秀越性強化」に方向転換した。
英国も、韓国のような自立型私立高校の運営権を最大限保障している。 「イートンカレッジ」「ウィンチェスターカレッジ」「ハロースクール」が代表的だ。 これらの学校は生徒選抜、教育課程、教師採用において自律性が保障され、民間企業のように自己責任の下で運営される。 私立高校生徒の名門大学進学率が公立高校に比べて圧倒的に高いが、韓国のように廃止論を取り上げない。 私立高校システムを認めながら公立高校の生徒に対する支援を強化し、「私立高校·公立高校」体制がバランスよく根付くようにしたのが特徴だ。
米国にはプレップスクール(prepschool)がある。 大学入試準備学校の略語で、主に少数の高所得層の子供たちが通うエリート教育機関だ。 プレップスクールの学生たちは主にアイビーリーグ(米北東部の名門大学8校)所属大学の入学を準備する。 アイビーリーグに多くの生徒を行かせる高校100位圏のうち、90校あまりが私立やプレップスクールだ。 米国内でもたびたび少数のためのエリート教育が正当かどうかについて問題が提起される。 しかし、教育選択権を尊重すべきだという意見が大半を占めている。 ペ・サンフン成均館大学教育学科教授は「容易性教育に対する問題点があれば直せばいいが、無条件平準化政策を推し進めるのが問題」とし「海外の事例を参考にし、秀越性教育の長所を生かしながら公教育も強化する政策を考えなければならない」と指摘した。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ