韓日経済戦争拡大秒読み…「半導体ライン本当に停止する可能性」
[マネートゥデイ、シム・ジェヒョン記者] フッ化水素供給支障時DRAM・NAND型ファウンドリ、ディスプレイの生産に支障…規制品目拡大の可能性に財界触覚
政府が韓日軍事情報保護協定(GSOMIA・ジーソミア)を延長しないとしながら、約50日目続く経済戦争が拡大岐路に立った。日本政府の1次ターゲットにされた半導体・ディスプレイ業界は追加輸出規制の可能性に神経を尖らせている。
23日、複数の財界筋によると、半導体・ディスプレイ業種を中心に、企業はGSOMIA終了措置後遺症を議論、対策樹立に奔走した一日を過ごした。
半導体業界のある関係者は、「日本政府がどのようなカードを持ち出すかを知ることができないため、不確実性がこれまで以上に大きくなった状況」とし「事態が収拾どころか拡大・長期化する可能性が高まり、一部の生産ラインに支障をきたす最悪の状況も排除できなくなった」と話した。
ディスプレイ業界の関係者も「日本政府が輸出規制を拡大する場合、先月の1次経済報復とは比較できないほどの大きな悪材料になる可能性がある」とし「状況が最悪に突き進むなら、ただでさえ実績が良くない状況での負担が大きくなる」と語った。
先月4日から、日本政府が、半導体・ディスプレイの核心素材3種の輸出規制を断行した後、韓国メーカーへの輸出申請を許可したのは、今月7日と19日の二回だけだ。(極紫外線)鋳造工程用フォトレジストでサムスン電子はEUVプロセス用フォトレジスト9ヶ月物量を追加確保したことが分かった。
しかし、半導体・ディスプレイ工程全般に幅広く使われる高純度フッ化水素の場合、輸出規制の後、日本企業の物量が実質的に全面遮断されて恐れが大きい状況である。国内では1ヶ月半程度の分量の高純度フッ化水素の在庫を保有しているものと推定される。
日本政府がGSOMIA終了措置を口実に輸出審査を続けて遅延させる場合、早ければ来月末から生産に支障を来たす可能性があるという話だ。
政府と業界では、1次変曲点を来る28日と見ている。日本政府のホワイトリスト(戦略物資輸出審査優遇局)除外措置が施行される28日から輸出規制品目が大幅に拡大しかねないという懸念が出ている。
ハン・デフンSK証券研究員は「来る28日に施行される2次措置で、私たちの産業界に実質的な被害を与えるための戦略を使用する可能性がある」と述べた。
財界では、GSOMIA終了措置に不満を表わした米国との関係が別の変数として作用する可能性があるという懸念も出ている。財界関係者は「米国との関係を判断するのはまだ早いが、悲観的な状況にも備えなければならないようだ」とし「ドナルド・トランプ大統領が中国関税問題を口実に、アップルと競争関係にあるサムスン電子に言及したのも、このような状況とかみ合って悪材料として作用する可能性がある」と述べた。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ