米国、ロシアが敏感な黒海合同演習に韓国を招待…韓国軍「不参加」

6艦隊、韓国参加国として明記…28日から来月10日まで進行

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米国が黒海でウクライナ海軍と主管する多国籍連合海上演習に韓国を招待したのに続き、公式発表資料に参加国と明記した。

しかし、韓国国防部と海軍は演習に参加する計画がないと明らかにした。

軍当局によると、米国は最近、ウクライナを通じて今月28日から来月10日まで黒海で行われる多国籍連合海上演習「シーブリーズ21」への韓国の参加を要請したという。

この訓練は32ヵ国から約5千人の兵力、艦艇32隻、航空機40機が参加し、上陸作戦、陸上機動戦、水中浸透作戦、対潜水艦戦、捜索・救助作戦などが行われる。

世界の多くの地域で発生可能な戦場状況に対応する作戦演習に重点を置いて施行し、今回の参加戦力規模は演習史上、最も多いという。

米海軍第6艦隊司令部は21日(現地時間)、公式発表資料に韓国を参加国と明記した。

これに対し、韓国国防部と海軍は「韓国軍は訓練に招待されたことがあるが、当該合同訓練に参加および参観する計画はない」と明らかにした。 これまで同演習にオブザーバー(参観)資格でも参加したことがないという。

韓国軍が、米国とウクライナの要請にもかかわらず演習に参加しないことを決めたのは、韓ロ関係など韓半島の戦略的環境だけでなく、黒海まで艦艇を送る環境が不十分だという点などを考慮したものと分析される。

米海軍第6艦隊司令部が1997年から主導する同演習は、黒海で軍事活動を強化するロシアを牽制するための措置だと、軍事専門家たちは分析する。

ロシア側も、この演習を綿密に監視し、必要ならば国家安保のために対応するという立場を表明したという。

ウクライナに属していたクリミア半島を併合し、ウクライナと深刻な対立関係にあるロシアは、黒海など自国国境付近で行われる米国とNATO軍の合同演習に敏感な反応を見せている。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ