現代車・LG、「コナ」リコール費用分担合意…3:7で負担する
LG分担率より高く… 国土部の調査結果に反映した模様
最近リコールが決まった現代自動車のコナと関連し、現代自動車とLGエネルギーソリューションが費用分担について合意した。
4日、業界によると、両社は約1兆ウォンのリコール費用について、最近協議を終え、現代自動車が30%、LGエネルギーソリューションが70%を負担することで合意したという。
同日、現代車は訂正公示を通じて昨年の営業利益を既存の2兆7813億ウォンから2兆3947億ウォンに修正した。 減った3866億ウォンはリコール費用によって今回積み立てた引当金で、昨年第4四半期にすでに反映した389億ウォンを含めると計4255億ウォンの引当金だ。
LGエネルギーソリューションの親会社であるLG化学も、昨年の営業利益を6736億ウォンから1186億ウォンに修正すると公示した。 差額の5550億ウォンは今回のリコール費用を反映したものだ。 昨年第4四半期にすでに積み立ててある引当金約1500億ウォン(推定値)を含めると、7000億ウォンを負担することになる。
現代車が積み立てた引当金規模に比べれば、全体の70%を負担しなければならないLG化学が明らかにした引当金は、1兆ウォン水準にならなければならないため、やや少な目に見える。 しかし、これは完成車メーカーとバッテリー供給会社の原価構造の違いなどによるもので、実際は3:7水準で合意しているという。
先月24日、現代自動車はコナ電気自動車(OSEV)2万5083台、アイオニック電気自動車(AEPCEV)1314台、エレキシティ(電気バス・LKEV)302台の計2万6699台の高電圧バッテリーシステム(BSA)をすべて交換すると発表している。 海外で販売された車まで含めると約8万台をリコールする予定だ。
国土部は当時、LGエネルギーソリューションの中国南京工場で初期生産(2017年9月-2019年7月)された高電圧バッテリーの一部でセル製造不良(陰極タブ折れ)による内部ショートにより火災が発生する可能性が確認されたと発表している。
今回、LGエネルギーソリューション側の分担比率が現代車より高いのは、このような調査結果を反映したものと解釈される。
現代自動車側は「LGエネルギーソリューションと顧客の不便および市場混乱を最小化しなければならないということで意見が一致し、リコール費用分担に対する円満な合意を引き出した」と明らかにした。
続いて両社が緊密に協力し速やかに市場措置が取られるようにあらゆる努力を尽くし、顧客の安全を最優先にこれからも積極的に顧客保護政策を推進して品質に対する信頼回復のために最善を尽くしていきたいと述べた。
LGエネルギーソリューション側も「消費者安全を最優先し、リコールに積極的に協力する計画」とし「このために必要な費用について両社が分担することで協議し、合理的な水準の費用を充当金として第4四半期実績に反映した」と明らかにした。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ