AZワクチン1号接種論議…「大統領がしろ」VS「まだ必要ない」

アストラゼネカ(AZ)65歳以上の接種留保
「ムン・ジェイン大統領が乗り出してワクチン不信終息してこそ」
「ワクチンの申し込み殺到、大統領の出る幕ではない」

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アストラゼネカ(AZ)社のコロナ19ワクチンをめぐり「1号接種者」論議が激しくなっている。 当分の間、65歳以上にはワクチン接種をしていないことにしながら大きくなった不信をムン・ジェイン大統領が1号接種者として終わらせなければならないという主張と大統領まで出る必要ないという意見が分かれている。
20日、防疫当局によると、政府は今月26日から全国の療養病院·療養施設、精神療養・リハビリ施設5873ヵ所の満65歳未満入所者・従事者を対象にアストラゼネカのワクチン接種に突入する。 接種対象者は入所者4万3303人、従事者22万8828人など計27万2131人に達する。

政府は療養病院・療養施設従事者のうち「1号接種者」が出ると見ている。 これに先立ち、チョン・ウィヨン疾病管理庁長は「26日から療養病院、療養施設でアストラゼネカワクチン接種が始まり、順次拡大するため、療養病院従事者は1号接種対象者になると思う」と話している。

ユ・スンミン国民の力元議員はこれに対して、「ムン・ジェイン大統領は先月18日、記者会見で’ワクチン不安感が高まれば、先に打つことも避けない’としたが、その言葉を守る時がきた」と提案した。 同氏は「初めて確保したワクチンのほとんどが高齢者層の臨床試験が行われていないアストラゼネカだったため、接種順序が急に変わった」とし「26日から療養施設でアストラゼネカワクチン接種が始まるが、一部医療陣が接種を拒否する事態が発生している」と指摘した。

実際、国家元首がワクチンの初接種者として出た海外事例もある。バルカン半島のセルビアでは首相が一番先にワクチンを接種し、南アフリカ共和国でもJ&Jワクチンの1号接種者として大統領が出た。

またユ前議員は「大統領の1番接種でこれまで青瓦台発、共に民主党発フェイクニュースで累積した国民の不信を減らしてほしい」とし「2番接種は保健福祉部長官、食品医薬品安全処長、疾病管理庁長が率先しろ。 そうしてこそ国民が信じて接種することができる」と強調した。

ただ、大統領府はまだワクチン1号接種者として大統領が出るという立場を表明していない。 大統領府関係者はあるメディアに、「療養病院と療養院医療陣の大半がワクチンを受けると申請した状況で、わざわざ大統領がワクチン1号接種者に出る必要はない」という意見を伝えた。

これに対して、チョン・セギュン首相も、アストラゼネカ社製ワクチンの安全性に問題はないという立場を重ねて強調している。 チョン首相は19日「繰り返し言うが、安全性には問題がない」とし「約50ヵ国で承認を受け、数日前には世界保健機関(WHO)も緊急使用承認した。 接種が始まった国家で深刻な副作用の事例も報告されたことはない」と明らかにした。

一方、ムン・ジェイン大統領(満68歳)とチョン・セギュン首相(満70歳)は65歳以上にアストラゼネカワクチン接種対象がない。 これと違って、クォン・ドクチョル保健福祉部長官、キム・ガンリプ食品医薬品安全処処長、チョン・ウンギョン疾病管理庁長はいずれも65歳以下で、アストラゼネカワクチンの接種対象になる。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ