韓国は信じられない…ノルウェーの予報を見る「気象亡命族」

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「16日に仁川に行くのにこの日は雨が降るでしょうか?韓国の気象庁は降らないというのにノルウェーの気象庁では降るというので…」

気象庁の予報正確性に対する不信感が高まり、国内の天気をかえって海外サイトで確認するいわゆる「気象亡命族」が増えている。 韓国気象庁より海外気象庁のホームページに出る降水予報がより正確だという書き込みが多数掲載され、「予報に対する不信感」現象が広がっている。

「税金は韓国に納めるのに、天気はノルウェー気象庁を見る」

気象庁によると、今年6月24日から始まった中部地方の梅雨は、14日まで続き、過去最長の梅雨となる見通しだ。 当初、気象庁は今夏、史上級の猛暑を予報したが、7月中、頻繁に雨や涼しい天気が続き、予測が外れた。

また、7月中旬には8月初めになれば梅雨が明けて猛暑が訪れると見通したが、1週間で梅雨がさらに長くなると予報を修正した。 このように気象庁の予測誤差が繰り返されると、国内の天気予報をノルウェーやフィンランド、米国、英国など海外サイトで探す「気象亡命族」が増えているのが実情だ。

気象亡命族の間で正確度が高いと評価される海外サイトはノルウェーとフィンランドの気象庁、米国の「アキュウェザー」、英国の「BBCウェザー」などだ。 彼らはそれぞれの経験を聞いて正確度の高い海外サイトをお互いに共有したりもする。

ソウルで仕事をしている30代のAさんは「普段はスクーターによく乗っているため、天気に敏感だが、ノルウェーの気象庁を見て雨が降るのか確認する」とし「ここまでしなければいけないのかと思うが、かなり正確で中期予報まで出ているので便利だ」と話した。

キャンプ関連ウェブサイトでも海外気象庁のサイトを薦める書き込みを簡単に見つけることができる。 キャンピング族のBさんは「普段撮影と関連した仕事をしているので、いろいろなサイトを利用してみた」とし「税金は韓国に出してノルウェーの気象庁を利用するというのが皮肉だが、正確度がかなり高い」と付け加えた。

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「猛暑というか、50日間雨が降るじゃないですか」「今年は異常気象、特にひどい」

気象庁に対する不信は数年間繰り返し提起されている問題だが、今年は特に不満の声が高い。 50日近く続く史上最長の梅雨で天気に対する国民の関心が高まっている上、夏休みシーズンと重なり、中期の天気予報を聞く国民が増えたためだ。

すでに数年前から海外天気アプリを使っているという50代の会社員Cさんは「普段ゴルフをしに行く前にフィンランド天気アプリを見る」とし「今後数日間雨雲予測シミュレーションを見ることができるため、雨が降るか確認する時に特に良い」と説明した。

「誤報庁」という不名誉なニックネームまで付けられた気象庁ももどかしいのは同じだ。 気象庁関係者は「今年は特に全世界的に異常気象が激しく、天気を予測しにくい側面がある」とし「降雨予報は被害を最小化するため、近隣地域で最も高い降水量を予報する」と説明した。

続いて「例えば同じ釜山でも地域によって100-300ミリの範囲で降水量の差が出ることがあるが、この場合300ミリの降水を予報する」とし「そのため地域別に差が感じられる」と付け加えた。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ