「日本軍、同盟国ドイツ女性も数十人性奴隷に」

オランダのジャーナリスト・モレマンス、聯合ニュースのインタビューで明らかに
「1942年3~4月、未成年を含むドイツ人女性数十人が被害」

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第2次世界大戦当時、日本軍が占領地のインドネシアで同じ枢軸国であるドイツ人女性たちを性奴隷にしたという主張が提起された。

オランダの探査報道ジャーナリストのグリセルダ・モレマンスは11日(現地時間)、聯合ニュースとの書面インタビューで、日本軍が組織的にドイツ人女性に性的暴行を加えたと明らかにした。

モレマンスは、オランダ戦争記録院(NIOD)と米国立文書記録管理庁などで発見した資料をもとに、このように述べた。

モレマンスによると、戦争当時の1942年3月初めから、オランダ領のインドネシアのジャワ島東部のブローラ地域で、日本軍第48部隊が未成年者を含むドイツ人女性に性的暴行を加えた。

モレマンスは「30人の女性と少女が一つの建物に移され、その後この建物は軍隊の慰安所の役割を果たした」と伝えた。

特に配偶者や子供の前でドイツ人女性に対する性的暴行が行われ、1日19回性的暴行を受けた女性もいたとモレマンスは説明した。

モレマンスは「1942年3-4月にドイツ女性に対する性的暴行が絶えず行われた」と述べた。

ドイツの女性たちは、同盟国であるドイツ政府がこの事実を知ることを憂慮した将校の介入で、事実上の慰安所から抜け出すことができた。

モレマンスはインドネシアにドイツ人女性がいた理由について、「ドイツ人女性は教師か農場主、石油技術者の妻だった」と説明した。

こうした事実がドイツに知られていなかったことについては、「ドイツでは日本のこうした戦争犯罪について誰も知らなかったが、これはオランダ戦争記録院にある証拠資料が公開されなかったため」と述べた。

モレマンスは、オランダ戦争記録院にある証拠資料が26年まで非公開になっているが、弁護士を通じて関連書類に接近することができたと紹介した。

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彼女は「1991年、キム・ハクスンお婆さんが初めて慰安婦被害事実を公開したのに続き、オランダ女性ジャン・ラフ・オハーンが被害事実を明らかにすると、オランダ政府が仕方なく元植民地での戦争犯罪に対して調査し始めた」、1994年に公開された報告書の内容が十分ではないと指摘した。

モレマンスは非公開文書に「確実に65人、おそらく300人の女性が強制的に慰安婦になったという供述があるだろう」と話した。

彼女は関連文書が非公開になったことについて「オランダ政府が犠牲者たちの戦争年金要求を恐れて日本との貿易関係のため」とし「すべて金と関連したもの」と主張した。

続いてモレマンスは「私の結論は第2次世界大戦当時、インドネシアだけで7万人が日本軍の性暴力の犠牲になったということ」とし「少年たちも一部含まれている」と明らかにした。

「インドネシアで性的暴行被害を受けた女性たちはオランダ本土出身、インドネシアおよびパプアニューギニア現地出身、米国人、英国人、ドイツ人、韓国人、台湾人」と伝えた。

モレマンスは最近、ドイツの首都ベルリンでの「平和の少女像」撤去命令論議に対する質問に「私はドイツ人だけでなく35ヵ国で犠牲者があったという点を強調したい」とし「少なくとも50万人の犠牲者がいたが、韓国人と中国人が大多数だった」と述べた。

続いて「日本政府はドイツを含むより多くの国の女性に対して戦争犯罪を犯した事実を直視しなければならない」と強調した。

1932年から1945年までの日本軍慰安婦被害者問題を研究してきたモレマンスは今年初めに関連事実を扱った本「一生の戦争(A LIFETIME OF WAR)」を出版した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ