20日に行われたA決勝には中国、韓国、カナダ、イタリアが出場。中国がリードして迎えた残り2周で韓国が追い抜きに成功。中国の范可新(ファン・カーシン)が再び抜きにかかろうとしたところ、カナダの選手にさえぎられる形に。韓国もレース中、交代を終えた選手が転倒してカナダ選手の滑りに影響を与える場面もあった。
レースは韓国が1着、中国が2着となったが、審議の結果、中国とカナダの接触を反則とし失格とする一方で、韓国選手の転倒にはペナルティがなく、韓国が金メダル、イタリアが銀メダル、そしてB決勝で1位となったオランダが繰り上げで銅メダルとなった。
記事によると、審判の裁定結果を見た中国の李[王炎](リー・イエン)監督は信じられないといった様子で頭を抱え、その後「審判のジャッジは公平性を保つべきだ」として正式に抗議を行った。選手からは「ショートトラックという競技がますますわからなくなった」という声も出ているという。
記事は「失格となった4選手、そのバックアップをしてきたコーチを思うと心が痛む。コーチは選手たちを慰めていたが、自らも相当なショックを受けたことだろう。ネットユーザーからは同情の気持ちや、審判に対する怒りが続々と寄せられているが、まさに彼らの言う通りだ」と伝えた。
さらに、「今大会のショートトラックでは、19日の時点ですでに34回の反則が取られ、11の国や地域がその被害に遭った」と指摘。「最大の被害者」は中国であるとした上で、「困難があっても頑張らなければならない。しかしこんな(不可解な反則ばかり取られるという)困難を克服するのは、天に昇るよりも難しいかもしれない」としている。
中国は13日のショートトラックの個人戦で男女4人が相次いで失格処分を受けるなど、思うような成績を挙げられていなかった。
2018年2月21日(水) 10時40分
http://www.recordchina.co.jp/b571111-s0-c50.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報