ソウル高裁と中央地裁、今日裁判を大挙中止…拘置所職員のコロナ確認の余波

20200515-05.jpg

「コロナ19」の診断者と接触し隔離されていたソウル拘置所の職員が「コロナ19」の診断を受けました。 この影響で、今日(15日)、全国最大の裁判所であるソウル中央地裁とソウル高等裁判所で開かれる予定だった裁判も、大挙中止されました。

法務部の矯正当局は、ソウル拘置所で苦情関連業務を行う職員Aさんが、今日(15日)未明、「コロナ19」の確定判定を受けたと明らかにした。

Aさんは、去る9日に会った友人の中に、確定者がいたことが確認されました。 AさんとAさんの友達はみんな梨泰院のクラブに訪問していないことが確認されました。

Aさんが昨日(14日)、確認者との接触事実を知らせたため、ソウル拘置所は昨日から収容者接見を全面中断しました。 また、Aさんと接触した拘置所収容者254人、職員は23人を隔離して「コロナ19」検査を進めています。

法務部は、A氏と密接に接触した職員6人に対し、「コロナ19診断検査」を行った結果、全員陰性と判定を受け、A氏と密接に接触した収監者はいなかったと明らかにした。

法務部は拘置所内に独自の選別診療所を設置し、残りの接触者271人に対しても直ちに診断検査を実施すると説明しました。

拘置所職員が「コロナ19」の陽性判定を受けながら、拘束被告人の裁判出席はしばらく難しくなる見通しです。

大法院は「ソウル拘置所から今日、拘束被告人に対する裁判進行が困難だと通報された」と発表しました。

特に、ソウル中央地裁とソウル高等裁判所は、予防のレベルでソウル瑞草洞のソウル裁判所総合庁舎西館と同館で行なわれるすべての裁判を今日、開かないことを決定しました。 裁判所はただ、逮捕状審査など差し迫った事件の場合、別館に特別法廷を設けて進めると説明しました。

また、別館の建物で開かれるソウル高等裁判所行政部、ソウル中央地裁民事控訴部、第2別館で開かれる民事少額裁判部の裁判は、従来どおり進められ、書類の受付など、裁判以外の裁判所事務も正常に運営されていると明らかにしました。

これに先立ち、ソウル拘置所に収監されていた「博士(n番部屋の一人)」のチョ・ジュビンさんも、Aさんと動線が重なって昨日隔離され、今日「コロナ19」の検査を受ける予定です。 チョ被告は、「コロナ19」を懸念し、昨日行われた2回目の公判準備期日に欠席しました。 一方、ソウル拘置所に収監されているパク・クネ元大統領はAさんと動線が重ならない、隔離対象に含まれていないことが確認されました。

最高裁判所のコロナ対応委員会は、拘置所の同僚職員、拘束被告人、接見弁護士などによる感染が憂慮されるため、徹底的に備えるよう各裁判所に伝えました。 当該裁判所では法廷及び庁舎の防疫、裁判所構成員に対する通知及び接触の有無の把握、裁判所庁舎への出入りが頻繁な弁護士、司法書士団体に状況を知らせるなどの措置を取る計画です。

ソウル中央地検も、濃厚接触者の動線を確認し、2次接触者に対する自家隔離、勤務空間消毒などの措置を下し、その後、ソウル拘置所の自家隔離者らに対する検査結果などを反映して追加措置を検討すると明らかにしました。

ttps://ux.nu/uqm2l

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ