慶州月城原発の放射能漏れ…追加汚染の懸念

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慶尚北道慶州の月城(ウォルソン)原発敷地が放射性物質に広範囲に汚染されていることが明らかになりました。
月城原発敷地の地下水排水路から最大71万3千ベクレルの三重水素が検出されたのに漏洩原因も見つけられていない状態です。
専門家は老朽コンクリートで建設された原発敷地全体はもちろん、外部まで汚染されている可能性があるとし、憂慮を表しました。
バラプム記者が報道します。

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月城原発敷地が広範囲な放射能汚染に露出されたかも知れないという韓水原の独自調査結果が出ました。
昨年の月城原発敷地10か所の地下水検査の結果、すべてにおいて放射性物質である三重水素が検出されました。
原発構造上、放射性物質は安全のため、完全に密閉・隔離され、指定された設備以外では検出されてはいけません。
しかし、調査の結果、多いときは71万3千ベクレル、管理基準の18倍に達する相当量の三重水素が随所から検出され、衝撃を与えています。

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イ・サンホン慶州環境運動連合事務局長
「原発に対する信頼が根本から崩れる事件だと思います。 政府や韓水原が公式的に発表する放射能に加え、実際により多くの
放射能が統制から外れて今放出されています。しかも、原発中心地から300m離れている北側の境界地域でも最高924ベクレルの三重水素が検出されました。このため、放射能に汚染された地下水が月城原発の敷地はもちろん、原発敷地の外にまで拡散した可能性も提起されています。放射性物質の外部漏洩はこれまで国内では一度も確認されたことがありません。」

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ヤン·イウォンヨン国会議員
「敷地内で発生したとしても、土地と地下水は全部繋がってるかもしれないじゃないですか。 放射能汚染が敷地内で発生したわけですが、 それがどれだけ拡散するのかどうかを確認するのが先です」

専門家は、月城原発4基すべてが老朽設備になっており、高濃度の放射性物質管理に特に脆弱になるしかないと指摘します。

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韓炳燮原子力安全研究所所長
「コンクリート自体、亀裂は必ず存在する。放射能の高い水が貯蔵されていれば、いくらその前に遮水幕を張っても三重水素というものは、開けて通り過ぎるんです。」

一方、月城1号機の核廃棄物貯蔵水槽は、放射性物質の拡散を防ぐ遮水膜が8年前に破損したまま放置されたことが明らかになり、ずさんな管理疑惑も持ち上がっています。
韓水原は、三重水素が検出されたものは、すべて原発敷地内に位置しているため、外部に流出したとは断定出来ず、非計画的な流出も確認したところ、ないという立場を明らかにしました。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ