「韓国人は強 姦犯」小説がアマゾンのベストセラー?更に実話に変身

原題『竹林はるか遠く』…国内翻訳本『ヨーコ物語』
日本人被害者としてロンダリング…韓国人が加害者として描かれている

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韓国人に性的暴行の加害者として烙印を押した日系作家の小説がアマゾンで堂々とベストセラーになったまま売れており、韓国のサイバー外交使節団が販売中断を要求して抗議に乗り出した。
グローバル請願サイト「change.org」を見ると、韓国の外交使節団「VANK」が今月4日、「アマゾンは小説『竹林はるか遠く』(So Far from the Bamboo Grove)の販売を中止すべきだ」というタイトルのキャンペーン参加文を掲載した。 この請願は同日基準で、1万1000件以上の署名を集めた。

■韓国人強 姦・暴行の記述「歪曲された事実」

2005年に『ヨーコ物語』というタイトルで翻訳・出版された同書は、12歳の日本の少女ヨーコが、第2次世界大戦で日本の敗戦後、咸鏡北道清津市から元山市、ソウル市、釜山市を経て日本に戻る途中、殺害・強 姦が行われているのを目撃したと記述している。

VANKは「『ヨーコ物語』は日系米国人ヨーコ・カワシマ・ワトキンズの自伝的小説で、日本の敗戦後、日本人たちが韓国を去り、韓国人から強 姦と暴行を受けたという内容を含んでいる」とし「こうした本がアマゾンで暴力関連の児 童書124位、アジア関連児 童書447位、軍隊小説関連児 童書372位に上がっているベストセラー」と指摘した。

VANKは、この小説が歴史に対する見方はともかく、歪曲された事実に基づいていると指摘する。 VANKは「この本はヨーコが咸鏡北道羅南地域に飛んできた米国B29(戦略爆撃機)空襲を後にして真夜中に汽車に乗ったと描写した」とし「しかし米軍は当時、韓半島を直接爆撃した事実さえない」と断言した。

また「ヨーコは性的暴行を避け、男のように見せようと胸を包み、立って小便をした」と述べているが、これも信憑性がないとし「日本は敗戦後もしばらく韓半島で武装を解除しなかった。 むしろ解放を歓迎した韓国人が日本軍に殺害された」と一喝した。

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■小説なのに実話として紹介

さらに大きな問題は、この本の裏表紙の「小説ではなく実話」という文章がアマゾンの本の紹介部分にそのまま掲載されているという点だ。 さらに「日本版アンネフランクの日記」と実話ベースの小説であることを広報している。
しかしこうした措置は「韓国人=加害者、日本人=被害者」という等式を米国社会に広め、日本の戦争犯罪をロンダリングするための意図だというのがVANKの主張だ。 日帝強占期の歴史を知らない外国人がこの本を見れば、韓国人を戦犯加害者と認識せざるを得ないということだ。

続いて「果たして第2次世界大戦後、ナチス女児がユダヤ人から苦難を経験したという話が実話で流通できるだろうか」と反問し「この本は韓国人に対する人種差別を助長している」と声を高めた。

この知らせに接したネチズンも「日本の素顔を全世界に知らせ、歴史歪曲を止めるべきだ」「こんな悪質な本を売るって? アマゾンしっかりしろ」「歴史修正主義に陥った妄想家の小説」などと批判した。

こうした根拠とともにVANKは「2020年7月25日、アマゾンはドイツナチスのハーケンクロイツ、白人優越主義団体旗、KKなどと関連した物品販売を禁止すると明らかにした。 このポリシーに基づいて『ヨーコ物語』の販売を中止せよ」と要求した。

■必須教材の採用にこだわる米国州

この本は米国の学校で反戦教材として読まれたりもした。 戦争の惨状を生々しく描き、文学性に優れているという理由だった。 しかし、2007年に在米韓国人を中心に抗議運動が繰り広げられ、カリフォルニア政府からは退出させられた。

問題は、依然として多数州でこの小説を公教育の必須教材に採択しているという事実だ。 確認された州だけでも、コロラド、コネチカット、ジョージア、マサチューセッツ、ネバダ、オハイオ、サウスカロライナ、ユタの8ヵ所だ。

パク・ギテVANK団長は「生徒たちに誤った歴史認識を植え付け、彼らの学習選択権を剥奪する処置」とし「アマゾンに加え、州、教育庁などを対象に追加請願を出し、事態の深刻性を広く知らせる計画」と強調した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ