04.02 11:00
モデルで俳優の水原希子さんはインスタグラムで約500万人のフォロワーを持つインフルエンサーです。一方、その発信がネット上で誤解を招き、つらい思いをしたことも。著名人にSNSとの向き合い方を聞くインタビュー連載「じぶん流@SNS」で、水原さんにSNSとの向き合い方を聞きました。
インスタが私と世界をコネクト
米国のテキサス州で生まれ、幼少期に日本に来ました。米国人の父の仕事の関係で神戸で育ち、モデル業を始めていた中学2年の時に、ネットの投稿サイトを使い始めていました。
その後ツイッターやインスタグラムが普及し始め、いずれも早い段階で始めていて今でもこの二つをメインに発信しています。インスタは最初個人用で、日記的な感じで使っていましたが、少しずつ公式アカウントを使う人も出始めた2012年末に、「i_am_kiko」という公式アカウントを開設しました。今ではフォロワー数が(国内トップクラスの)495万人まで増え、本当にすごいことだと思います。インスタが日本にいる私と世界をコネクトしてくれる巨大なツールになってきました。
契約する企業の方々から、1年でこれくらいポスト(投稿)してほしいとか、ハッシュタグはこれを載せてほしいとか、いろいろと依頼を頂き、みなさんもSNSの影響力を強く感じているのだと思いました。
他にもこのような相談を受けますが、自分にとってうそがなく好きなものじゃないと載せないというポリシーを持っています。そうじゃないと自分を信頼してくれるファンの方に対してすごく失礼だと思うから。気軽にやっている部分もあるんですけどね。
SNSはなんて革命的なんだ(笑)
最近では、1年の半分近くを海外で活動をしています。特に米国にいくと、ファッション業界ではインスタに載せてもらうためのパーティーが開かれていて、フォトブースなどの仕掛けがたくさんある。インスタの影響力を意識しているとすごく感じます。
今年3月には、ニューヨークにあるインスタのオフィスに招待されて行ったんですが、私のインスタの分析結果を示されて、米国でのフォロワーを増やすためのアドバイスを受けました。内容は更新数をもっと増やすとか、フォロワーは旅行に行った気分になるのがうれしいとか、いろいろ。でも、自分のチャンネルとして発信していきたいので、アドバイスはありがたく受け止めますが、自分のペースを大事にしていきます(笑)。
その他にも米国にいるとき、女性の世界的メイクアップアーティストのパット・マクグラスからインスタにダイレクトメッセージが来て「あなたの仕事が好きよ。今度一緒に仕事をしましょう」と言われたり、シンガーのリアーナとは直接メッセージのやり取りをさせてもらったりしました。SNSはなんて革命的なんだと思いましたね(笑)。
「日本人じゃない」と批判され
SNSの影響力や可能性を体感してきた一方、怖さも経験してきました。
過去に他国を批判したと取られかねない写真が、友人のインスタ上にアップされました。当時友人がインスタを始めたばかりで、それを応援したい気持ちから全てのアップされた写真に「いいね」を押していて、その写真にも「いいね」を押してしまいました。直後に誤解を招く画像とわかり、「いいね」を削除しましたが、後にそのことが騒動に。「いいね」をする前も、意見を言う前も、一歩踏みとどまって考える必要性を感じました。
騒動を受け、16年に私は英語で動画をアップし軽率な行為だったことを謝罪しました。その中で父が米国人、母が在日韓国人で日本在住という多様な文化を背景に育ったことを説明し、相互理解を信じているといった内容のメッセージを伝えました。
すると、今度は日本で「日本人じゃない」と批判されるようになりました。昨年には出演したCMを紹介したその企業のツイートに対して、「なぜ日本人を使わないのか」という批判もおこり、私は自分のツイッターで「この世の中の人種や性別などへの偏見がなくなってほしい」とコメントしました。
卑劣なコメントあえて削除せず
続きはソース先で
(朝日新聞デジタル) – LINEアカウントメディア
http://news.line.me/issue/oa-asahishimbun/5337c4bcc6bf
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Source: おもしろ韓国ニュース速報