WTO参加政府代表団「ホワイトリストに拡大時、日本違反より大きくなる」

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キム・スンホ産業省実装ジュネーブ到着…23日の理事会で、日本の輸出規制批判

(ジュネーブ=聯合ニュース)イ・グァンチョル特派員=世界貿易機関(WTO)の理事会に政府代表として出席しているキム・スンホ産業通商資源部新通商秩序戦略室長は22日(現地時間)、「ホワイトリストの問題にまで拡大すると、日本の(WTO規範)違反の範囲は、より大きくなる」とし「日本政府が慎重に行動してくれることを期待する」と述べた。

彼は日本がすでに3件の措置だけでWTO規範を正面から違反しているとしながら、これ以上日本が国際社会規範に反する行動をしてはならないという点を強調した。

キム室長は23~24日に開催されるWTO一般理事会の政府代表として参加し、日本の対韓輸出規制措置の不当性を国際社会に知らせ、日本政府に規制の撤回を要求する予定だ。

日本は今月1日、半導体材料などの3つの原材料品目の対韓国輸出を規制する措置を発表し、韓国を友好国リストであるホワイト国から除外する法令の改正案を一緒に告示した。法令の改正のための意見収斂期限は24日である。

22日夜、ジュネーブに到着したキム室長は空港で取材陣に「日本の措置は、通商業務担当者の立場から見た時、かなり無理が多い措置だ」とし「日本の主張に対して峻厳だが気品ある反論をする」と明らかにした。

彼は「国民の期待が大きい問題で重大な責任を感じている」とし「30年の外交官の経験を生かし、淡々と上手に任務を尽くす」と覚悟を固めた。

政府の戦略を問う言葉にキム室長は「戦略は頭の中にある」とし、WTOに日本を提訴する問題については、「取締役会の後の状況を見ながら検討する」と付け加えた。

WTO一般理事会は、164の全体加盟国の代表が重要懸案を議論・処理する場だ。最高決定権を持つWTO閣僚会議は2年ごとに開かれるため、閣僚会議の期間がないときは一般理事会が最高意思決定機関として機能する。

一般理事会は、各加盟国ジュネーブ代表部大使が政府代表として出席するのが慣例であるが、政府は問題の重大性を考慮して WTO業務を担当するキム室長を政府代表として派遣した。

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キム室長は WTO通商懸案と紛争への対応業務を管掌する新通商秩序戦略室を統括している。

ジュネーブ代表部参事官として勤務し WTOセーフガード委員会の議長など WTOで勤務した経験も持っている。

最近では、 WTO、韓日水産紛争上訴機関審理で最終勝訴という快挙を引き出した、いわゆる「通商通」でもある。

日本外務省は自国の代表として山上信吾経済局長を派遣した。

日本の輸出規制の問題は、全体の14件の案件のうち、11番目の案件に上程されている。スケジュールが遅延した場合、24日に移るかもしれないが23日午後遅く扱われるというのが現地見通しだ。

韓国政府が日本の輸出規制措置の不当性を批判すると、日本側は異議を申し立てることができ、関心のある他の加盟国にも意見を発表することができる。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ