「韓国、現金散布に依存するな」IMFから警告

イ・チャンヨン アジア・太平洋担当局長インタビュー
ドルとユーロを刷る欧米と違い、韓国の財政で過度に使えば、ウォン安ドル高への懸念

20200515-02.jpg

「経済が厳しい時ごとに現金散布を主張する政治家を国民が好むなら、韓国の未来はそれほど明るくないだろう」

国際通貨基金(IMF)のイ・チャンヨン(写真)アジア・太平洋担当局長は中央日報とのインタビューで、韓国政府の全国民対象の災難支援金支援に懸念を示した。 同氏は、韓国政府の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)政策の対応について、「防疫とマクロ対策の方策はよくやったものの、むやみに先進国対策に追いつくのは問題がある」と警告した。 韓国は、国際通貨を発行する先進国ではないだけに、政策の優先順位を明確に定めなければならない」と述べた。 イ局長は、政府と国際金融機関に勤務し、経済政策をよく理解する経済学者として通っている。 インタビューは11日と14日に2度電話で話し、電子メールなどで補完した。

先月初め、IMFは年次総会で、20年の成長率を世界-3%、アジア0%、韓国は-1.2%と展望した。 それから1ヵ月が経ったが、変わったことはあるのか。

「先月はあまりにも悲観的だという話を聞いた。 アジアはIMFが国際統計を収集し始めた1960年以後0%成長をしたことがなく、韓国は通貨危機の時の1998年(-5.1%)以後初めて経済が後退したというから、そのような意見が出かねない。 しかし、4月末までに発表された第1四半期の資料と4月の米失業率が14.7%に急増したのを見ると、IMFの見通しがむしろ楽観的だと判断される。」

(中略)

「来年は成長か?コロナが終わるまで確信できない」

イ・チャンヨンIMFアジア太平洋局長は、「コロナ19の衝撃は1929年の大恐慌よりは少ないかも知れないが、09年のグローバル金融危機よりはさらに大きい」と見込んだ。 韓国は2008年よりなぜもっと悪いのか。 彼の分析はこうだった。 世界経済がその時よりさらに悪い。 3ヵ月前までは、IMFは世界189ヵ国のうち、160ヵ国がプラス成長をするものと見込んでいたが、今は170ヵ国がマイナス成長を遂げるだろうと見込んでいる。 韓国が防疫に成功しても、主要交易国の成長率は大幅に下がった。 一人でうまくやったからといってうまくいくわけではない。 中国経済が08年のようにアジアを救うとは期待し難い。 当時は、中国がGDP比8%を超える財政支出で、中国経済が9.4%成長した。 しかし、その後、過度な景気刺激政策の被害を経験したため、今回は景気刺激の規模に大変慎重を期している。

IMFは韓国経済が今年マイナス1.2%の景気低迷以後、来年は3.4%に成長率が伸び、世界経済もマイナス3.3%から5.8%に回復すると予想している。 しかし、このような予測は、世界の確定者数が今年第2四半期にピークに達し、第3四半期から封鎖政策が緩和されるという2つの仮定に基づいている。

イ局長は「経済見通しというより伝染病の拡散曲線を予測するものであるため、不確実性が非常に大きい」と述べた。 世界的な拡散が終わるまで、どの国も拡散が終わったとは断言できない」と述べた。 コロナもすべて終わるまで終わったわけではない。 野球のように。

ttps://ux.nu/4yvM0

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ