今年だけで国の借金100兆ウォン純増…またも持ち越された財政準則の発表

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今年、4度の補正予算を経て、国の借金は100兆ウォン以上増えました。
財政健全性に赤信号が灯ったことを受け、政府が速度調節のための財政準則、つまり「ガイドライン」を出すことにしたのですが、今日も明日の発表に延期されました。
これについて、拡大財政を求める与党の圧力が作用してるのではないかという解釈も出ています。
チョン・グァンユン記者の報道です。

[記者]

企画財政部は今月中に財政準則を出すと公言しました。

[キム・ヨンボム企画財政部第1次官(28日):党と協議、この手続きが最終段階に来ています。 当初副総理が何度も明らかにした通り、9月中に発表できるように今詰めの作業に入っています。]

しかし、結局、発表は来月初めに延期されました。
先立って去る今年8月に発売する予定でしたが、一度延期されたのに続き、また延期されたのです。
発表が延期された理由について、「今、資金源を縛ってはならない」という与党側の圧力が作用したという分析です。

[キ・ドンミン共に民主党議員(今月21日、国会企財部):今この時期にこのように財政運用の硬直性を強化させ、むしろ景気を活性化させることができるこのような環境を自ら足を引っぱるしかないのではないかという….]

第4次補正予算まで勘案した今年の国家債務は846兆9千億ウォン。
昨年より106兆ウォン以上増えたものですが、現政権が終わる2022年には1000兆ウォンを超える見通しです。
政府が財政支出をいったん増やすことにしておきながら、これを管理しようとする努力にはあまりにも消極的だという指摘です。

[キム・ソヨン ソウル大経済学科教授:すでに無理な計画を立てておいたのに、そこで準則を作るとすれば、無理な計画はそのままにしておく準則になる可能性が高いですから。]

野党が、財政準則による国家債務比率を、施行令ではなく法で定めるべきだと主張している中、秋夕(チュソク、旧暦8月15日の節句)以降に発表される財政準則も、事実上、強制力のない「無防備な」行為の準則になるだろうという懸念が出ています。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ