日本、2年ぶりにまたノーベル生理学医学賞

日本の本庶佑、アメリカのアリソン教授と共同受賞
免疫細胞助け癌修理「次世代抗がん剤」の原理を発見
ノーベル賞日人26人…京都大7番目

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2018年ノーベル生理学医学賞は、癌細胞が持っている、免疫から逃れて生きる仕組みを抑制して免疫細胞の癌治療の能力を高める次世代抗癌剤である「免疫関門抑制剤」の原理を発見した二人の科学者に送られた。ノーベル賞委員会は1日、ジェームス・アリソン米国テキサス州立大学がんセンター教授と本庶佑京都大学医学部名誉教授の2018年度のノーベル生理学医学賞の共同受賞者に選定したと発表した。

免疫関門阻害剤は、人体が持つ免疫細胞を助け、がんを治す次世代抗がん剤である。手術と化学療法、放射線治療(第1世代)と標的治療(第2世代)に続く第3世代抗がん剤として挙げられる。イヒョンスクソウル大生命科学部教授は「(メラノーマを患っていた高齢の)ジミー・カーター元米国大統領が2015年にこの方法で治療を受けた後、世間の注目が大きく高まった分野」と述べた。

免疫関門阻害剤は、「犯人」である癌細胞自体を直接破壊する代わりに、これら検挙する「警察」である免疫細胞の癌細胞逮捕能力を高めるという点で、従来の治療法と区別される。この時特異なのは、直接免疫細胞(警察)の力を強化することなく、癌細胞(犯人)が付いている独特の「警察回避能力」を抑制するということに発想の転換がある。犯人である癌細胞には、警察の目を欺いて逃れようとする可能性がある免疫関門があり、免疫関門阻害剤は、癌細胞にとってこの技術を使えないように抑制して免疫細胞の癌細胞逮捕率を高める。

一方、本庶佑教授のノーベル賞受賞でノーベル賞を受賞した日本人(日本国籍を含む)は、26人に増えた。日本のメディアは本庶佑教授の受賞についてノーベル生理学医学賞部門で、2016年大隅良典東京工業大学名誉教授に続く2年ぶりの快挙であることを強調した。京都大だけを見れば、7回目の受賞だ。受賞の知らせが伝えられた後、50分過ぎた後、京都大学で記者会見をした本庶佑教授は「このような賞を受けることになり幸運な人だと思う」とし「多くのがん患者を救うことができるよう研究を続けたいと思う、基礎研究分野の多くの研究者の勇気になったら良いだろう」と所感を明らかにした。

東亜日報
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ