【2月20日 AFP】韓国で19日、Kポップ業界での多様性の促進を目指して策定された政府のガイドラインが、国家による検閲のようだとの非難を受け、撤回される出来事があった。
韓国の女性家族省が先週発表したガイドラインは、Kポップ歌手たちの外見が似すぎている点を問題視し、「歌手たちの画一性という問題が深刻」としていた。また、ほとんどのアイドルが痩せていて、同じような化粧を施し、露出度の高い服を着用しているとも指摘していた。
外見へのこだわりが強い韓国では、数十億ドル規模のKポップ産業と同様、美容整形業界も巨大な規模を誇り、毎年数万人もの人々が完璧な見た目を求めて手術を受けている。
だが、女性家族省のガイドラインに対してはネット上で非難を招いただけではなく、国会議員もまた、1980年代に幕を閉じた権威主義体制の時代に行われていた検閲を想起させると批判。ある議員は、「全体主義的で憲法に違反する考えだ」と主張して国に謝罪を要求した。以下略
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Source: 海外のお前ら