日本輸出規制10ヶ月…素材・部品・装備「独立万歳」を叫んだ

20200514-04.jpg

昨年の日本輸出規制措置を契機に始まった素材・部品・装備(素部装)自立化努力が実を結んだ。 官民が一丸となって国産化、輸入先の多角化などに乗り出した結果、輸出規制3大品目を含め、産業的重要性の高い100大核心品目の供給安定性が改善される成果をあげた。

政府は13日、大田市儒城区の韓国化学研究院で「第4次素材・部品・装備競争力強化委員会」を開き、昨年の日本輸出規制措置以後の素部装対策の成果を点検した。

委員長を務めるホン・ナムギ副首相兼企画財政部長官をはじめとする関係省庁の長官と民間委員は「3大輸出規制品目を中心に供給安定化が進んでいる」と評価した。

20200514-05.jpg

日本が殴った3大品目…「供給安定化達成」

政府は昨年7月、日本が半導体・ディスプレイ核心素材3大品目に対する包括許可を個別許可に転換し、韓国をホワイト国(戦略物資輸出優待国)から排除すると、すぐに対応システムを稼動させた。 約1ヶ月後に「素材・部品・装備競争力強化対策」を発表し、100大品目を選んで供給安定化を推進した。

その結果、「フッ化ポリイミド」の輸出規制3大品目は実質的な供給安定化を達成した。 フッ化水素液は、ソウルブレインが従来の2倍以上生産できる工場を新増設し、供給能力を確保した。 米国や中国産製品をテストし、一部代替投入したこともある。

EUVレジストは欧州産製品に輸入を多角化した。 グローバル企業の米デュポンから生産施設への投資も誘致した。 フッ化ポリイミドはコーロンインダストリー、SKCで独自技術を確保し、需要企業と試作品をテスト中だ。

残りの100大核心品目は需給の不確実性を減らすため主要品目の在庫量をまず2-3倍水準に拡大した。 フィルム素材など76品目は米国、欧州産製品を集中的にテストし、代替輸入先を設けた。 13件のM&A(買収合併)と7340億ウォン規模の投資プロジェクトを通じて、48品目は国内の生産力量も大幅に引き上げた。

20200514-06.jpg

自信を得た…「日本、輸出規制の解決策を出すべき」

政府の関係者は「民官が力を合わせた今回の日本輸出規制対応は素部装供給安定化の進展以外にも私たちに挑戦と自信感のきっかけになった」とし「これまで試すことさえ難しかった壁に果敢に挑戦するきっかけになって’いざやってみたら良かった’という経験と自信という大きな資産を得た」と述べた。

さらに政府は、素部装対策を推進するとともに、日本政府に輸出規制問題の解決を強く求める方針だ。

ホン副首相は冒頭発言で「日本側の規制措置からほぼ1年になりつつある状況だ」とし「規制3品目とホワイトリストに対する問題解決策に関する日本側の立場を5月末までに提示してほしい」と強調した。

一方、この日、素部装競争力強化委員会は▲核心戦略技術選定及び特化先導企業育成案▲スタートアップ100の発掘・育成計画▲素部装特化団地推進計画などを議決した。

国家戦略的に必ず必要な素部装100大核心技術を選定し、これを開発・生産する企業100社を破格的に支援するというのが主な内容だ。 企業が集まりシナジー効果を出せる素部装特化団地も今年1-2カ所を指定する。

ttps://ux.nu/PbATC

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ