韓国で売る98%がハイブリッドカーなのに…レクサス「直撃弾」
自動車市場への波及の影響
ハイブリッドカーの販売減少は避けられない
電気自動車へ方向転換した現代車は微々たるもの
「テスラを狙う6千万ウォンの条件のようにトヨタけん制を念頭に置いたもの」との解釈も
政府がハイブリッドカー(HEV)をエコカーから除けば、自動車業界に少なからぬ影響を及ぼす見通しだ。 トヨタ車の高級ブランド「レクサス」は、昨年、韓国内販売台数の約98%がハイブリッドカーであり、打撃が大きいと見られている。
4日、業界によると、国内完成車メーカーのうちハイブリッドカーを生産·販売するのは現代自動車と起亜だけだ。 昨年、国内で12万7996台を販売し、エコカー市場を主導した。 前年対比68.5%が増え、全体エコカーの販売で占める比重は77.6%へと高くなった。 トゥーソンやグレンジャー、ソレントなどの新型ハイブリッドカーが人気を集めたためだ。
業界は政府がエコカーの範囲を縮小しても現代車・起亜に及ぼす影響は大きくないと予測している。 両社はすでに電気自動車に方向転換したためだ。 先月、事前契約を開始した「アイオニック5」は、突風を巻き起こし、早いテンポでハイブリッドカーに取って代わるものと見られる。 起亜は7月、電気自動車CV(プロジェクト名)を発表する。 来年は「アイオニック6」も発売される。
政策変更の影響は輸入車業界に大きく及ぶ見通しだ。 最近、輸入車メーカーのハイブリッドカーの販売が大幅に増えたためだ。 昨年は3万5988台が販売された。 2019年に比べて57.5%増加した。
輸入車メーカーの中ではトヨタが最大の影響を受けるものと観測される。 レクサスは昨年、韓国内販売台数(8911台)の98.3%(8758台)がハイブリッドカーだった。 輸入ハイブリッドカートップのES300hが半分以上だった。 トヨタのRAV4HEVも、昨年2041台も売れた。 しかしレクサスとトヨタには直ちにこれに代わる電気自動車はない。
業界関係者は「レクサスとトヨタは2019年、日本の輸出規制による国内不買運動の影響で販売量が大きく減った状況で、より大きな危機を迎えることになった」と述べた。 昨年、レクサスとトヨタの国内販売台数は、前年比それぞれ27.2%と42.0%激減した。
業界は最近、韓国政府のエコカー政策変更で、グローバル電気自動車1位のテスラとハイブリッドカー1位のトヨタ車が大きな影響を受けることに注目している。 今年に入って、9000万ウォン以上の電気自動車に対しては補助金を無くし、6000万~9000万ウォンなら補助金を半分だけ支給することにしたのはテスラに少なからぬ打撃になる見通しだ。 環境部側は「無公害車普及拡大のためにさまざまな案を検討中」とし「特定業者の有利・不利のための政策ではない」と説明した。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ