なぜK2戦車はサウジアラビアでアルタイ戦車に敗れたのだろう?
スレ主韓国人
オー!ミリタリーYouTubeチャンネルで伝えられたところによると…
サウジアラビアの戦車はトルコ製のアルタイ戦車に決まったようです。
数ヶ月前、新聞記事で、トルコのアルタイ戦車はテストの途中に延期したりもしたが…K2黒豹戦車は完璧な走行性能でテストを通過したそうで、まるでK2戦車が選定されたようにワクワクしたが…
いざふたを開けてみると…結局、K2戦車が競争で敗れたようです。
まあ、まだ公式発表じゃないので、もう少し様子を見たいですが…オーミリタリーYouTubeの特性上、おそらくほぼ事実に近いのではないかと思います。
でも…実はすでに数年前からこれは予見されていた内容です。
韓国の黒豹戦車の慢性的な短所であるパワーパックの問題が今回も足を引っ張ったのです。
「弟」トルコの戦車を走らせるのに…「兄」黒豹はまだ試験中 2013-05-14
www.donga.com/news/article/all/20130514/55129876/1
韓国の技術を受けたアルタイ20億ドルの輸出…黒豹、パワーパック国産化遅れて「ため息」
「兄より優れた弟?」
韓国の次世代戦車「黒豹」の技術提供を受けて開発されたトルコの「アルタイ」次期戦車が最近、サウジアラビアと輸出契約を結んだというニュースが伝わり、韓国の防衛産業界が動揺している。 韓国が防衛産業技術を伝授した後発走者に逆転される状況が現実化する可能性が大きくなっているためだ。
トルコの主要日刊紙サバ新聞やサウジアラビアの現地マスコミなどの外信は、サウジアラビアの総参謀長がトルコを訪問し、トルコのアブドラ・ギュル大統領などと会い、20億ドル相当のトルコ戦車を購入することにしたと、最近報じた。 トルコの防衛産業大手のオトカルが2008年に韓国の現代ロテムと4億ドル規模の「戦車開発技術協力契約」を締結し、本格的な戦車開発に着手してから5年を経て海外輸出に成功した。
弟分のアルタイが開発を終えて輸出にまで乗り出している間、兄貴分の黒豹は戦力化の時期が遅れ、苦戦を強いられている。 アルタイが黒豹より先に開発を完了できたのは、戦車に必要な技術は韓国から輸入するが、核心部品であるパワーパック(エンジン+変速機)は早めにドイツMTU社の新型モデルを適用することにしたからだ。
一方、黒豹は「パワーパックの国産化」という名分のため、戦力化が遅れてもパワーパックの国産化に力を入れてきた。 実際、黒豹の体系開発はすでに2009年に完了したが、パワーパックの開発が4年以上も遅れ、戦力化が実現しなかった。 黒豹に対する試験評価の過程で、冷却ファンの速度制御、冷却試験の最大出力、加速性能などで性能不足とされたが、防衛事業庁は3回にわたって開発完了期限を延長し、国産化への意志を曲げなかった。 戦力化の時期がかなり遅れたため、黒豹の初回生産分100輌に導入するパワーパックはドイツから輸入するが、残りの100輌に対しては国産パワーパックを使うことにする一種の妥協策を設けた。 輸入パワーパックを装着した黒豹の戦力化は2014年3月頃可能とみられるが、国産パワーパックの開発成功は依然五里霧中だ。
軍は4月初め、国産パワーパックを装着した黒豹の耐久性走行試験を行ったが、エンジンシリンダーの破損で止まり、国産パワーパックの試験評価を一旦中断した状態だ。 防衛事業庁関係者は「現在、原因分析に取り掛かっている状態だ」とし、「5月中に対策会議を開き、試験評価期間の延長などについて話し合う予定だ」と明らかにした。
スレ主韓国人
なんと7年前に出た記事なのに…ここでも黒豹は輸出市場にパワーパックがネックになっていると描写していて…結局、まだ改善されておらず、2020年末まで延期している状態です。
それに対してトルコのアルタイ戦車はウクライナ製のパワーパックをベースにこの問題を解決しました。
毎度、パワーパックの問題で切り下げられるK2黒豹ですね。
もう一つ、マスコミのホルホルによるときめきは あまり簡単に信じてはいけないという教訓を学びました。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ