朝日「中国が提案した韓日葛藤調停、韓国が拒否した」
8月中旬GSOMIA終了決定時点で「役割を果たす」打診
韓国関係者「米国側の立場などを考慮して韓国が拒否」
「GSOMIA、4つの選択肢あったが、日本非協力で終了」
日本の輸出規制強化で韓日葛藤が拡大された8月中旬、中国が「韓日葛藤を仲裁する」という意思を韓国側に伝えたと朝日新聞が25日報じた。
朝日は「青瓦台内部事情に詳しい韓国の関係者」を引用したソウル発の記事で、「中国が外交ルートを通じて『中国が韓日葛藤の問題において建設的な役割を実行することができるという意思を青瓦台に伝えてほしい』と打診した。これは、韓国政府がGSOMIA(韓日軍事情報保護協定)を維持するか終了するか、日本に対する通達期限(8月24日)を控えていた時点」と報道した。
朝日が引用した韓国の関係者は、「大統領府の内部には、中国の役割への期待感もあったようだが、同盟国である米国の立場を考慮し、中国側の仲裁意思を受け入れるのは難しかっただろう」とした。このような事情で結局韓国政府は中国側の提案を拒否したと朝日は伝えた。
朝日は中国の意図と関連して「東アジア地域への影響力拡大の意図。韓国が仲裁に応えれば韓国への影響力を高めることができ、米国の存在感を悪化させることができるからである。」(韓国、中国の専門家)、 「韓日対立が部品のサプライチェーンなど、中国経済に及ぼす影響を避けたかったからであろう」(青瓦台事情に明るい韓国の関係者)との分析を伝えた。
このほか、新聞は韓国の関係者を引用して、「日本が輸出規制を強化した後、韓国政府は、GSOMIAに関して「延長」「実質的な情報交換はしないが名目的には延長」「延長表明した後に破棄(終了)」「破棄(終了)」という4つの選択肢のカードを検討しており、当初は「延長」が最も有力だった」と伝えた。
韓国はGSOMIA終了時に予想される米国の反発を考慮し、極秘にムン・ジェイン大統領の側近を日本に派遣するなど、輸出規制の問題に妥協の可能性を打診したが、最終的には成果がなかった。
結局、8月21日、北京で開かれた韓日外相会談で、当時河野太郎日本外相が原則的な立場だけを繰り返すなど成果がなかったため、最終的に協定終了に向かって雰囲気が傾いたというものである。
朝日は「(外相会談決裂後)青瓦台としては強硬手段に出るしかないと判断した」、「(GSOMIA終了を決定した)8月22日、国家安全保障会議常任委員で出席者のうち、ほぼ全員が終了に同意した」という、「青瓦台高官」の言葉も伝えた。
それとともに「GSOMIAは11月23日、実際に効力を失うが、10月に日王即位関連行事などの機会を生かし、両国首脳が問題を解決するために動くことができるかが今後の焦点」と予想した。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ