米国マスコミの現日本の安倍の評価

対北朝鮮へのステップで絡まったトランプと親しい安倍「参加できないパーティーが気になって」

米国の主要メディアら「安倍の平昌の行動は失策…感情の為に、北朝鮮の風向きの変化を読み間違えた」

「自分は招待されなかった週末のパーティーがどうだったのかと細かく質問し、忘れられた友達のように見えた」

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日本の安倍晋三首相が、13日、叙勲国家情報院長からドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記がやり取りしたメッセージについて記者会見を受ける姿をニューヨークタイムズはこのように描写した。

ワシントンポストも「トランプの『親し』かった安倍首相が北朝鮮問題で『ステップがこじれた』、トランプ大統領が大胆な外交策を駆使すると、安倍首相は『急にそれに合わせ慌てて』」と描いた。

ニューヨーク・タイムズは昨年秋まで、対北朝鮮政策で米国によって疎外されたかのように見せかけたのは韓国だったが、今は日本だと指摘した。

この9日(現地時間)、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長と徐薫(ソ・フン)国情院長が、ホワイトハウスで記者たちにトランプ大統領の米朝首脳会談の受諾の事実を発表していたちょうどその時、安倍首相はトランプ大統領がかけてくれた電話で、一歩遅れてその事実を知る事になったという事だ。

安倍首相は自分がトランプ大統領と親密な関係の構築に向けて、それ程力を入れていたが、このような疎外に落胆した心情だろうとニューヨークタイムズは分析家の言葉を伝えた。

「北朝鮮との会談の話が聞こえてくるや否や、急いでワシントンに駆けつけてこそ安心できる?…その(トランプと安倍)関係が絶えず直接個人的に確保してこそ維持される関係という意味」とスタンフォード大学東アジア研究所のダニエル・C・スナイダーは同メディアに話した。安倍首相の来月訪米計画について述べたものだ。

安倍首相が徐薫と会談で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の指導力に敬意を表示してまた、北朝鮮の対話提案が単に時間稼ぎ用ではないと思うと話したという韓国側の発表内容に対して、日本の外務省報道官が確認を拒否した事実も、日本政府の困惑する立場を示す事で紹介された。

安倍首相の支持者らは、安倍首相が再びトランプ大統領と緊密な関係を回復できると信じているが、他の分析家たちはトランプ大統領と安倍首相の間のコミュニケーションが更に活発になっても、それが金正恩氏との会談でトランプ大統領が衝動的な行動をしたり、損をする譲歩を迫られる事を防ぐ保障策とならないと見ている。

安倍首相がトランプ大統領に確固とした非核化計画を固守するように説得しても「トランプ大統領はそれをすっかり忘れてしまうかも知れない」と東京大学の久保文昭教授は語った。

結局、安倍首相は今の段階では実用主義的な立場を持つべきだと分析家たちはアドバイスした。「日本が北朝鮮問題で主要当事者ではないという点を、安倍首相の補佐陣も知っている。 現状況で日本の立場が大きく反映されるだろうと彼らが楽観はしないだろうと私は考える」と笹川平和財団の渡辺恒雄グループ本社先任研究員は話した。

特にトランプ大統領の心が随時変わるのに、日本が「強硬な政策姿勢を固守するのは、役に立たないので、柔軟になる必要がある」と渡辺は付け加えた。

ワシントンポストも、対北朝鮮最大の圧迫政策でトランプ大統領と密接な協力をしてきた安倍首相が平昌冬季五輪で見せた行動を「安倍氏側の判断ミス」と指摘したジェラルド・カーティス・コロンビア大学碩座教授の論評を紹介した。

著名な日本の専門家のカーティスは「安倍首相が、平昌五輪で怒った顔の表情を作ったのは大きなミス」だったと指摘した。その結果「今、日本は主要選手の座から外されており、韓国、米国、中国が全力を尽くして推進しているこの(対話)路線に明らかに便乗しようと慌てている」と彼は説明した。

安倍首相が風の方向が変わっている事を読めなかったのは「文大統領に対する個人的不信と韓国に対する日本政府の全般的な反感」が、一部働いた可能性があると、ワシントンポストは分析した。

文在寅(ムン・ジェイン)政府が、日本軍強制慰安婦問題の議論を再開したことに加え、昨年11月トランプ大統領に向けた国賓晩餐の時に、独島エビをあげた事で、日本側の怒りが表出したという事だ。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ