日本強震・台風で北海道・大阪のホテル「悲鳴」・観光地は「寒い」

大阪城などの観光客の足も途切れ…節電で札幌のネオンサインも消える

地震で、北海道は11月以降も電力が完全に回復せず…企業「節電」に負担

北海道で発生した大地震と関西地域を襲った台風により周辺のホテルの予約キャンセルが相次いで、観光客の足が減るなど関連業界が直撃弾を受けていると読売新聞と毎日新聞などが12日報じた。

北海道では、秋の観光シーズンが始まったが、6日未明に発生した大地震とその後に続く余震のため、このホテルに予約のキャンセルが相次いでいる。

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地震後の活気が消えた北海道…ネオンサイン消えた札幌中心部。6日未明に発生した地震により、北海道地域で節電が実施されている中、11日には地域の中心都市である札幌市の繁華街すすきののネオンサインがほとんど消えたままの姿を見せている。

読売新聞によると、中心都市札幌市内のホテルオークラ札幌は、毎年90%以上の高い客室稼働率を記録したが、地震後のキャンセルで現在は稼働率が50%以下に低下した。

札幌市にある他のホテルも6日以降客室稼働率が30%水準に落ちた。このホテルの関係者は、「2008年のリーマンショック以降、最も低いレベルの客室稼働率」と吐露した。

台風の影響で関西空港が浸水した関西地域も状況は似ている。大阪の南部に位置する関西空港は、大阪と京都、神戸など関西地域の観光客の玄関口の役割をしていた。

大阪観光局の担当者は「関西空港を経由する日本の訪問者のほとんどが入国することができない困難な状況だ」と説明した。

関西に近い広島県、岡山県、愛媛県などは7月上旬に集中豪雨が降り注ぎ、既に86億円(約867ウォン)以上の観光収入の損失が発生している。

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大阪の観光地道頓堀。台風が襲った後、観光客の足が途切れた日本の大阪の観光地道頓堀の過去7日の様子。台風の被害を受けた後、この地域では、ホテルの予約のキャンセルが相次いでいる。

読売は大阪と京都を巡る団体観光商品自体が中断される可能性もあるとし、事態が長期化し、外国人旅行者の「日本離れ」を招く可能性もあるという懸念も出てくると伝えた。

大阪地域の場合、台風が襲ってから1週間が過ぎたが主要な観光地には、旅行者の足が目に見えて減少した。

毎日新聞によると、普段は観光客で足の踏み場もない状況の大阪の道頓堀には、旅行者が大幅に減り、活気を失った姿を見せている。

共同通信によると、8~9日、大阪の主要観光地である大阪城の1日の入場者数が4000人前後にとどまり、昨年の平均7600人から半分近く減少した。

事情は余震が続いている北海道でも同様であり、札幌の繁華街すすきのもネオンサインの光が消えて活気を失った。

地震で火力発電所が止まり、政府が家計や企業に節電を呼びかけている北海道の場合、火力発電所の完全復旧が11月には可能と示し、企業が悲鳴を上げている。

産業経済省は、地震で止まっていた苫東厚真発電所の完全復旧時点が11月以降になると、前日明らかにした。

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日本に台風強打…破損した関西空港連絡橋。5日、日本大阪関西国際空港に接続されている橋が前日のスーパー台風が伴った強風に見舞われて、タンカーと衝突して破損した様子。

地震後、この地域に生産拠点を置く企業は自家発電を稼動したり、生産量を削減しながら対応しているが、異常な電力供給状況が続くと予想されることによって、大規模な被害を避けることは難しいと思われる。

台風の被害を受けた関西空港は8日、貨物船の運航が再開されたが、浸水被害が完全に回復されず、運航便数が普段の30%水準にとどまっている。

日本経済新聞が関西空港を行き来する貨物航空機を利用する主な企業を対象にアンケート調査をした結果、90%が他の空港へ変え、40%は物流発送が遅れるなどの直接的な被害を見ると予想した。

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北海道で発生した地震により、約2kmに渡って大きな地滑りが発生した地域が6日(現地時間)変わり果てた姿をしている。

聯合ニュース
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ