日本小泉親子、内外で安倍挟み撃ち…ポスト安倍構図揺さぶるか
父小泉前首相、反原発集会で安倍批判・野党候補と握手「異例」
息子の小泉副幹事長、安倍狙撃発言に「人気集め」
小泉純一郎元首相と彼の次男である小泉進次郎(37)自民党副幹事長が、安倍晋三政権の内外で安倍首相への批判を吐き出している。
父は首相を務めた後、退いた党の元老であり、息子は次期首相を狙う若手政治家であるが、これらの小泉親子の動きが次期首相をめぐる自民党内の力関係でな変数となっている。
小泉進次郎自民党副幹事長。小泉純一郎元首相の次男である小泉進次郎自民党副幹事長、彼は大衆的人気を土台に一部で「ポスト安倍」候補群の一人に挙げられている。
24日、日本のメディアによると、小泉元首相は前日の新潟県知事選挙を控え、新潟県で行われた、反原発集会に参加して 「選挙で原発推進論者は絶対当選させない。原発ぐらいお金が入って危険な産業はない。」と述べた。
それとともに「安全基準を作っても安全な原発というのは、日本には一つもない。」と安倍首相の原発再稼働方針を批判した。
彼は「原発を停止させるのに、保守であるか革新であるかは意味がない。私は自民党総裁をしたことのある保守だ。」としながら、野党が支持する新潟県知事候補と握手をした。
小泉元首相が安倍首相に批判を吐き出したのは今回が初めてではない。
彼は在任中、安倍首相を官房長官、自民党幹事長などに重用したことがあり、安倍首相の政治的指導者として呼ばれたが、「弟子」に対して強度の高い批判を相次いで出している。
小泉元首相は、3月BSフジに出演して私学スキャンダルの安倍首相の解明と関連して「判断力が異常になったのではないか。どうしてそんな回答が出来るのか理解することができない。」と直撃弾を飛ばした。
また、4月に週刊誌である週刊朝日とのインタビューでは、安倍政権について「危険になった。安倍首相の辞退は現国会が終わる時ではないだろうか。」と安倍首相の6月の退陣に火をおこしていた。
親安倍性向の産経新聞は、小泉元首相のような動きと関連して「野党と同じ目線で、安倍首相を攻撃することは事実上の内閣退陣運動」という与党閣僚や大臣経験者の批判的な意見を伝えることもした。
「原発ゼロ」を促す小泉純一郎元首相[EPA =連合ニュース資料写真]
父小泉が政権の外で安倍首相に苦言を吐き出している時、息子の小泉は政権内で安倍首相を狙撃して高い人気を集めている。
小泉副幹事長は3月財務省の文書操作と関連して「自民党は官僚に責任を押し付ける政党ではない。」と過ちを公務員に向けて「押しつけ」をしようとする安倍首相を批判し、同月の文書操作については、「戦後政治史に残る大事件である。あってはならないことだ。」と批判を加えた。
小泉副幹事長が、安倍首相にとりわけ脅威となるのは、高い大衆的人気からである。ハンサムな容貌と節制しながらも力を与える発言などで好感を得て各種の世論調査で次期首相の適合度1位を占めている。
読売新聞が18~20日に実施した世論調査では、次期自民党総裁(事実上の日本の首相)適合人物アンケートで32%で首位を占めており、それぞれ23%にとどまった安倍首相と有力なポスト安倍走者の石破茂前自民党幹事長を抜いた。
同じ新聞が先月実施した調査では、自民党所属の政治家の感情を温度にして書いてほしいという項目では、平均60.4度(最低0度・最高100度)で39.7度の安倍首相を遠く抜いた。
まだ首相感では若い年齢である上、9月に事実上、次期日本首相を決定する自民党総裁選挙に出馬の意思を示していないが、このように普及している人気が高まる小泉副幹事長が電撃的に次期首相に出馬をするという予想も出てきている。
産経は小泉親子が一緒に動くと、自民党総裁選挙の情勢が大きく揺れることに関連し、自民党内で2つの予測シナリオが広がっていると紹介した。
一つは、9月の自民党総裁選で小泉親子が「反安倍」の旗を掲げている石破前幹事長を支持するというシナリオだ。小泉副幹事長は、過去2012年総裁選で石破前幹事長を支持した。
他の一つは、小泉副幹事長が直接次期総裁に挑戦するという予測だ。彼は党内の若い議員の司令塔の役割をしているだけに、これを基に「首相選挙」に挑戦する可能性もあるというものである。
ただし自民党の総裁選挙が派閥間の合従連衡で当選者を出す方式なので、小泉副幹事長が、特定の派閥に属していないためにに限界もあると指摘される。
目を閉じた安倍首相。安倍晋三首相が19日東京議事堂で開かれた参院予算委員会に出席、目を閉じたまま座っている。安倍首相はこの日、国会で自分と妻昭恵夫人の史学スキャンダル関連財務省文書操作の問題で大変な苦労をした。
聯合ニュース
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ