LG、SK・サムスン、バッテリー用パウチフィルムの国産化のために栗村化学などと接触

LG化学(051910) 、サムスンSDI(006400) 、 SKイノベーション(096770)などのバッテリーメーカーが日本産への依存度が高いバッテリーパウチフィルムを国産化するために、栗村化学(008730) 、 BTL先端素材など国内メーカーと協議を開始したと26日、確認された。パウチフィルムはパウチ型電池セルを包む役割をする。バッテリー業界は現在、パウチフィルムを日本DNPと昭和電工からほとんど供給されている。

栗村化学関係者はこの日、「日本の経済報復以降、 LG化学、サムスン SDI、 SKイノベーションなどのバッテリーメーカーから連絡が来てパウチフィルム供給について協議を開始した」と述べた。

栗村化学は国内化学メーカーの中で唯一のパウチフィルムを大量生産し、中国に納入している。栗村化学は農心ホールディングスが31.94%の持分率を持っており、シン・チュンホ農心会長(13.5%)、シン・ドンユン栗村化学副会長(13.93%)、新会長夫人ギム・ナクヤン(4.6%)などが最大株主だ。パウチフィルムは、2011年に開発した。

大手系列バッテリー会社の関係者は、「日本企業の全量供給を受けているパウチフィルムを国産化するために、栗村化学などに連絡している」とし「製品に適しているかのテストを経て納品契約を締結する計画だ」と語った。

大型バッテリー用パウチフィルムの開発を完了し、量産を準備中のBTL先端素材とも接触している。BTL先端素材の関係者は、「複数の大手電池会社がパウチフィルム供給に関して連絡が来た」と伝えた。

BTL先端素材はLG子会社であるヒソン化学からバッテリー素材関連事業を買収した。パウチフィルム量産のために、今年3月から試作品を作成して、現在は認証作業中である。BTL先端素材は当初、中国に納品するために量産を準備していた中、日本の経済報復として、国内のバッテリーメーカーの要請が入ってくる国内企業に優先供給することを検討している。バッテリー用パウチフィルムは、日本DNPと昭和電工が世界市場の70%以上を占めている。LG化学SKイノベーションの電気自動車のバッテリーは、全てパウチ型である。サムスンSDIは、小型バッテリーにパウチフィルムを使用する。

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去る4日、日本政府は、韓国の主要産業である半導体、ディスプレイの必須素材高純度フッ化水素(エッチングガス)、フォトレジスト、フッ素ポリイミドの3つの輸出規制を宣言した。日本政府が韓国をホワイトリスト(輸出審査の過程で優遇を与える国家)から除外する2次貿易報復を加える場合、日本産パウチフィルムを使用している国内のバッテリー業界の被害が予想される。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ