「リチウムイオン」商業化した吉野…ノーベル賞を受けた27番目の日本人

2019ノーベル化学賞受賞者に選定
旭化成入社して、ずっと充電池の研究
日本の基礎科学の実力証明

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また、日本からノーベル賞受賞者が出た。スウェーデン王立科学アカデミーは9日(現地時間)、リチウムイオン電池の発展に功労したジョン・B・グッドイナフ テキサス大教授(米国)、M・スタンリー・ウィッティンガム ニューヨーク州立大学教授(英国)と一緒に、日本人吉野彰(71)旭化成名誉フェローを今年のノーベル化学賞受賞者として発表した。

国籍に関係なく、日本人のノーベル賞受賞者には27人目だ。吉野は8番目の日本人ノーベル化学賞受賞者でもある。日本の基礎科学の実力が再び証明された快挙と日本は歓呼している。

吉野は世界1位のリチウムイオン電池メーカーである旭化成でずっと働いた。2002年にノーベル化学賞を受けた清水製作所の田中耕一のようにサラリーマン出身であるわけだ。

京都大学大学院を卒業した後、旭化成に入社した彼は、電池の研究開発部門の責任者を務め、「充電することができる電池」の開発を深く掘り下げてきた。一昨年から名古屋大学で講義もしている。

吉野は充電池の小型化と軽量化のために努力した。グッドイナフ教授が1980年に発表した論文をもとに、事実上、リチウムイオンの「原型」を作り出した。電池の基本構造を確立した85年に特許出願をしていて、これを活用して91年にソニーが世界で初めてノートパソコンや携帯電話などにリチウムイオン電池を採用した。その後パナソニック、三洋電機バッテリーなどが世界市場を席巻したが、2000年代以降、韓国と中国企業に徐々に席を渡している状況である。

吉野は2004年に日本政府から紫綬褒章を受け、2014年には「工学分野のノーベル賞」と呼ばれる米国のチャールズ・スターク・ドレイパー賞を受賞した。今年は、欧州特許庁が主催する欧州発明賞を受けるなど、これまで着実に国内外で業績を評価されてきた。

この日、受賞発表直後に吉野は記者会見で「私自身が興奮している。若い研究者に刺激になることを望む」と語った。彼のモットーは「好奇心と洞察力」である。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ