日本弁護士140人、慰安婦映画「沈黙」右翼の妨害禁止決定受け会見
4日に仮処分申請…裁判所が今日「上映場所半径300m妨害禁止」を決定
日本で慰安婦を題材にしたドキュメンタリー映画「沈黙 – 立ち上がる慰安婦」上映を控え、日本の弁護士達が上映場近くの右翼団体の妨害行為について、現地の裁判所から禁止の仮処分決定を受けた。
神奈川県で活動する神原元弁護士と、この映画を演出したバクスナム監督などは6日午後、横浜弁護士会館で記者会見をして、この日の横浜地方裁判所から、このような決定を得たと述べた。
神原弁護士は「来る8日横須賀上映を控え、全国で140人の弁護士が力を合わせて上映会主催側の代理人として、4日、右翼団体のアクセスを制限する仮処分を申請し、今日裁判所が決定をした。」と述べた。
この右翼団体は、「菊水国防連合」で、横浜地方裁判所は上映場から半径300m以内の街頭演説などの一切の妨害行為を禁止する内容の仮処分決定を下したと神原弁護士は説明した。
裁判所は、その時間に、具体的には、集会をしたり、街頭宣伝車やスピーカーを使用する行為、または音を上げるなどの上映活動を妨害する行為をしてはならないと決定したと彼は付け加えた。
弁護士が申し立てしたのは、先月28日、映画「沈黙」の横浜上映会で右翼団体の宣伝車が登場すると右翼団体の会員が特攻服姿で乱入する事態があったからである。
先立って去る10月神奈川県茅ヶ崎市市民文化会館でこの映画の上映を控えた時点で茅ヶ崎市と市の教育委員会に抗議が殺到している。
在日2世のバクスナム監督が演出した「沈黙」は、自らの名前を明らかにした慰安婦被害者15人が沈黙を破り、日本を訪ね謝罪と賠償を要求する闘争の記録を収めた。
2016年韓国のソウル国際女性映画祭(SIWFF)で韓国の観客に紹介された。日本では昨年12月に東京で公開された後、地方都市で巡回上映会方式で観客たちに観られている。
神原弁護士は「日本の加害責任を直視しなければならないという映画上映会を暴力と脅迫で圧迫する行為は、憲法に保障された表現の自由を侵害することで、民主主義社会の根幹を揺るがすことで到底看過することができませんでした。」と仮処分申請の理由を説明した。
記者会見で同席したパク監督の娘である朴氏の氏は「わずか今から3日前に弁護士に相談したはずなのに、その間に仮処分申請が迅速に行われ、今日は良い結果を得た。」と述べた。
パクさんは「先月末、横浜上映場で右翼団体が2時間にわたって帰らず、恐怖を感じた。」と打ち明けた。
記者会見に出席したパク監督は「多くの平凡な市民が上映会に支援を与えてくれて非常に感謝している。」とし「記録映画というのはとても弱い存在の最後の絶叫であり悲鳴。」と述べた。
神原弁護士は「今回の決定に右翼団体のそのような行為が許されない雰囲気を作りたい。」とし「全国140人の弁護士は、今後も上映会が正常に行われるように法的措置を追加で講ずる。」と強調した。
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ