日本、ファイザーワクチン1200万人分捨てる危機…新しい指針を聞いても特殊注射器は確保せず
購入時に1本あたり6回接種計算…特殊注射器確保に失敗し1本あたり5回だけ採取可能
日本政府も間違い公式に認める…ワクチン物量6分の1減少で接種スケジュールに支障予想
日本が米製薬会社ファイザーが開発した新型コロナウイルス感染症（コロナ19）ワクチン接種に必要な特殊注射器を誤って購入し、1200万人分のワクチンを捨てる危機に直面した。
10日、NHKなどによると、日本の厚生労働省はファイザーと「ワクチン1本当たり6回接種」を基本に計算し、合わせて7200万人分（1億4400万回分）を契約したが、これに先立って政府が確保した注射器では1本当たり5回しか採取できず、20％近くのワクチンを廃棄しなければならない危機に直面している。
通常使用される注射器では5回分を注射した後、注射針と筒に一定量のワクチンが残る問題があった。
これに対してファイザーは、「最小残量の注射器の使用を勧め、特殊製作されたこの注射器を使った場合、1本当たり6回まで接種できる」と指針を変えた。
これによって、米国は先月から6回分の採取を方針とし、ファイザーから供給される2億回分のワクチン供給時期を「予定より2ヵ月繰り上げた今年5月末まで」に修正した。 EU（欧州連合）と英国なども一つのワクチンで6回接種することを認めている。
しかし、日本厚生省は昨年末、ファイザーから「1本当たり6回の接種を検討している」という連絡を受けたにもかかわらず、新たな注射器導入などの措置を取らなかった。 先月末、公式連絡を受けた後になって、現在購入した2億本以上の注射器は1本当たり5回しか採取できないという事実を確認した。
日本政府も公式に間違いを認めた。
加藤勝信官房長官は9日午後の記者会見で、「1本当たり6回採取するには特殊注射器が必要だが、今必要なだけの特殊注射器を確保することは非常に難しい」と述べた。 続いて「厚生省から”1本当たり5回接種”と指針を改正し、自治体に連絡する」と述べた。
この場合、日本政府が既に確保したと発表したファイザーワクチン物量が6分の1減ることになり、接種日程にも差し支えが生じるものとみられる。
昨年末以降、特殊注射器を確保できる時間があったにもかかわらず準備せず、供給を受けたワクチンを効率的に使用できなくなったことへの批判も避けられなくなった。
一方、菅義偉日本首相は10日、政府・与党関係者らとの懇談会でいずれも発言を通じて来週半ばからワクチン接種を始めると明らかにした。
これに先立ち、日本政府は17日から医療陣を対象にワクチン接種を始めると発表した。
Source: かんこく！韓国の反応翻訳ブログ
