少女像テロ「日本極右5年目法廷欠席」…裁判所「引渡し検討せよ」

・鈴木信行、控訴状及び召喚状受けてもすっかりご無沙汰
・5年目の本格裁判進まず空転

日本軍慰安婦少女像に「杭テロ」をした疑いを受け、日本極右鈴木信行(53)氏に対して犯罪人引渡しの請求を検討するよう、裁判所が検察に要請した。

ソウル中央地裁刑事1単独イ・サンジュ部長判事は13日、名誉毀損の疑いなどで裁判に渡された鈴木氏の初公判を開き、このように注文した。検察は「検討して書面で提出する」と短く答えた。鈴木氏は、この日の公判にも姿を現さなかった。

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鈴木信行氏は、過去2012年6月慰安婦少女像に杭テロを行った後、自分のホームページに写真を掲載した。 [写真出処=ヘラルド経済DB]

検察は、法務部を通じて日本政府に鈴木氏の国内送還を要請することができる。 2002年6月韓日両国政府の間に犯罪人引渡し条約が発効され、韓国から日本に犯罪者を送った前例もある。

日本政府が送還を決定しても、鈴木さんが訴訟に対抗する可能性もある。この場合、長期にわたって裁判が続く可能性がある。 1997年に発生した「イテウォン殺人事件」の主犯であるアメリカ人アーサージョン・パターソンも犯罪人引渡しの請求に基づいて、2011年5月、米国ロサンゼルスで逮捕されたが、裁判所に人身保護請願を出し、2015年9月になってようやく国内に送還された。

鈴木氏の欠席で、この裁判は過去5年1ヶ月の間空転を繰り返した。彼が控訴状などの書類を受け取っていないならば、裁判所は、訴訟促進特例法に基づいて訴状を送った時点から6カ月後に裁判を開くことができた。しかし鈴木氏は、控訴状などを受けても韓国に入っておらず、最終的に裁判は無期限延期されるしかなかった。鈴木氏は在宅の状態で裁判に渡されたことで、拘束収監された朴槿恵(66)前大統領のように欠席裁判を受けることはできなかった。

鈴木氏は、2012年6月、ソウル鍾路区在韓日本大使館前慰安婦少女像に「竹島は日本の領土」と書いた杭を縛って「ソウルに売春婦博物館(戦争と女性の人権博物館)が建設された。」と主張した。このことから、3ヶ月後の2012年9月に、日本金沢市にある尹奉吉義士の殉国記念碑前に杭を立て、個人のブログにこの写真と一緒に「韓国朝鮮人テロリスト」という文を載せた。検察は鈴木さんに慰安婦被害者と、故ユン・ボンギル医師の名誉を毀損した疑いを適用して裁判に渡した。

ヘラルド経済
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ