四面楚歌の日本安倍首相…無いと言っていた森友スキャンダル文書も発見

安倍晋三日本首相を苦しめている2つの私学スキャンダルの一つである森友学園スキャンダルと関連してこれまで日本政府が存在を否定していた文書が大挙発見された。

他のスキャンダルである加計学園スキャンダルに関しては首相が過去に嘘をついた疑いを濃くする文書が最近公開されたりして、安倍首相はさらに深刻な危機に突入した。

23日毎日新聞とNHKなどによると財務省は、国有地安値買入疑惑を受ける森友学院との売却交渉記録を収めた900ページ分量の文書を国会に提出する計画である。

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目を閉じた安倍首相。安倍晋三首相が19日、東京議事堂で開かれた参院予算委員会に出席、目を閉じたまま座っている様子。

このスキャンダルの核心人物である佐川宣壽前国税庁長官は、これまでこの文書について複数回「廃棄した」と主張したが、財務省が以降の調査で、一部の従業員のコンピュータにその文書が残っているということを確認し、国会に提出することにしたものである。

財務省は特に、昨年2月にスキャンダルが起こった後、従業員にその文書を廃棄するように指示したことが分かった。

文書廃棄の支持は財務省が組織的にスキャンダルを隠すためにしたという疑いを濃くする。

財務省は先に、売却と関連した文書の中で、安倍政権に不利な内容を削除した事実が明らかになり、世論の集中的な批判を受けた。

森友学院スキャンダルは安倍首相の夫人昭惠女史と近い間の私学財団森友塾が国有地を鑑定価格9億3千400万円(約91億ウォン)より8億円も安い1億3千400万円で買収した過程で、安倍首相夫妻が直接または間接的な影響力を行使したという疑惑だ。

安倍首相は友人が理事長である私学財団が獣医学部新設許可を受ける際に手心を加えたという加計学園スキャンダルと関連しても危機に瀕している。

獣医学部の新設地域である愛媛県は21日、2015年2月末に加計学園の加計理事長が、安倍首相と面談し、獣医学部の構想を説明した席で、安倍首相が獣医学部新設について「良い」と述べたという内容の内部文書を公開した。

これは2017年1月に獣医学部の新設推進事実を初めて知ったという首相の過去の発言と相反するものである。

安倍首相は記者会見を開き、文書の内容を否定したが、もし事実であることが確認されると、安倍首相が学部新設許可に影響を及ぼしたものとなり、致命打を受けるものと思われる。

日本の与野党は28日、衆議院と参議院両院に安倍首相を呼んで集中審議を開催することに合意し、両私学スキャンダルをめぐる安倍首相への非難世論は彼がロシア訪問(24~27日)から帰ってきた後、さらに強まるものと予想される。

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日本の国会前での安倍首相辞任要求デモ

聯合ニュース
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ