今度は日本企業が…サムスン、アメリカ・ドイツで特許侵害訴訟される

日本JOLED、サムスンの特許侵害訴訟提起

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サムスン電子が日本のOLED(有機発光ダイオード)メーカーから特許侵害訴訟を起こされたことが確認された。

24日、業界によると、JOLEDは22日(現地時間)、米テキサス西部地裁とドイツのマンハイム地裁にサムスン電子とサムスンディスプレイがJOLEDが保有した特許権を侵害したとして訴訟を起こした。

ドイツ・マンハイム地方裁判所でも、サムスン電子やサムスン電子ドイツ法人などに、同様の特許侵害の中止を求める訴訟を起こした。 JOLEDは「サムスンがJOLEDが保有する特許権を侵害し、許諾なくギャラクシースマートフォンを販売した」と主張している。

同社は2015年にソニー、パナソニックが設立したOLED専門企業で、2016年にジャパンディスプレー(JDI)に買収された。 昨年は、日本の石川県にインクジェットプリンティング工程を活用したOLED工場を完成させた。

これについて、サムスン電子は「訴訟を起こしたのは事実」としながらも、「詳しい内容は確認できない」と述べた。 サムスンディスプレイも「現在、所長が正式に訪れた状態ではなく、来ればその時対応する予定」と伝えた。

業界ではJOLEDの訴訟の背景には、親会社のJDIが資金難に苦しんでいる状況が無関係ではないと見ている。 特許を基に戦いを挑み、収益を上げようとする戦略かもしれないという見方だ。

特に、半導体やスマートフォンなどの主要製品で世界トップのサムスン電子は、絶えず特許関連訴訟に苦しんできた。 業界によると、サムスン電子は通常、年間数十件の特許訴訟に巻き込まれ、最近までこのような様相が続いている。

今年1月、特許管理会社(NPE)の「Princeps Secundus」は、サムスン電子が自社の「小型多機能入力装置(キーボード)」関連特許を侵害したとして、米カリフォルニア北部地裁に訴訟を起こした。

2月には、欧州特許管理会社ネオドロンが自社の「静電式タッチ技術」特許を侵害したとして、米国際貿易委員会(ITC)に提訴した。 ネオドロンは昨年5月にもサムスン電子が特許を侵害したとしてITCに提訴したことがある。

アイルランドのOLEDライセンス専門企業「ソラスOLED」もサムスン電子、サムスンディスプレイ、サムスン電子北米法人の3社が自社の特許を侵害したとして、米テキサス東部地裁に訴訟を起こしている。 これと関連して一部では、ディスプレイ市場の中心がLCD(液晶表示装置)からOLEDに移り、OLEDパネル関連特許訴訟が本格化するという分析も出ている。

ただ、サムスン電子は、米国など主要諸国で特許確保に拍車をかけ、主力事業分野の紛争可能性に積極的に対応しているという説明だ。 サムスン電子の2020年第1四半期の事業報告書によると、会社は1984年に初めて米国特許を登録して以来、現在、世界で計18万4340件の特許を保有している。

1-3月期の末基準で、サムスン電子の国家別特許累積登録件数は、▲韓国3万7980件、▲米国7万3518件、▲欧州3万4154件、▲中国1万6590件、▲日本1万29件、▲その他1万2069件の順だ。 今年第1四半期には国内特許1612件、米国特許2084件を取得した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ