IMF危機を超え、歴代最低物価記録…10月までに0.4%↑留まる
11月のコリアフェスティバル期待…政府「今年0%台半ばの物価上昇率予想」
消費者物価上昇率が10カ月連続0%の行進を続けながら、今年の消費者物価が歴代最低を記録する可能性が高まっている。
物価安基調が長くなる場合、消費不振に対する懸念が来年まで続く可能性があるという点で、年末の物価変動に関心が集まっている。
1日、統計庁によると、今年1~10月の累計消費者物価上昇率は前年比0.4%にとどまった。
これは歴代0%対消費者物価上昇率を記録したIMF外国為替危機の時期とMERS事態の時を超えて歴代級の物価安だ。
1966年物価統計を取り始めて以来、年間消費者物価上昇率が0%台を記録したのは1999年0.8%と2015年0.7%だけだ。
1999年の場合、IMF通貨危機以後、景気低迷による消費の低迷で物価上昇率が0%台に落ちたことが分かった。 2015年度の石油類価格の下落とMERS事態で外出活動が減っており、消費の低迷が重なった時期だ。
今年、政府が期待する物価上昇率は0%台半ばで、過去のIMF外国為替危機とMERS事態よりも低いと予想される。
ただし、昨年基底効果が終わると予想される12月には物価がやや上昇するとの予想も出ている。
イ・ジュヨル韓国銀行総裁は先月G20財務相・中央銀行総裁会議に同行した記者団との懇談会で、「0%前後の物価上昇率は2ヶ程度と思う」とし「基底効果が10月、11月まではありそうだが、12月からは、その基底効果が大きく減るからである」と述べた。
実際、9月0.4%下落し、史上初のマイナスを記録した物価上昇率は10月は0%と横ばいでやや落ち着きを回復した。
政府はまた、年末にある大型ディスカウントイベントを通じて消費心理が回復することを期待している。
イ・ヅウォン統計庁物価動向課長は「今年の物価上昇率の予測値は、0%半ば以降に見ている」とし「11月にはコリアセールフェスティバルもあり、12月には農産物と石油類指数が上昇要因に変わると予想され、今の状況では、0%半ば以降に出てくるものと予想されている」と述べた。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ