「金正恩に会う」安倍に対して北朝鮮の新聞「島野蛮人特有の破廉恥性」

安倍晋三首相が「拉致問題」解決の為、金正恩北朝鮮国務委員長に会うという意志を表明すると、すぐに北朝鮮のメディアは日本の過去の戦争犯罪を覆うための妄動だとし反発した。

北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は17日「総決算しなければならないのは、日本の過去の罪悪」という題名の論評で「日本の首相の安倍が年頭所感というものを発表する席で『戦後、日本の外交の総決算』を云々して拉致問題解決に全力を尽くすという戯言を話した」と切り出した。続いて「安倍の妄動は、過去、日本が犯した特大型反倫理犯罪を覆い隠し、その清算をどうにか回避しようとする島野蛮人特有の破廉恥性の発露」と猛非難した。

これに先立ち安倍首相は、今月1日に年頭所感を始め色々な契機に金正恩委員長に会うという意志を表明してきた。最も最近では、今月10日（現地時間）英国、ロンドンで「次は私が金正恩委員長と向かい合わなければならない」と話した。安倍首相は、昨年6月、米朝首脳会談が開かれるなど韓半島情勢が急進展するや「拉致問題解決」を名分に日朝首脳会談を推進するよう関係当局に指示したことが分かった。これと関連して、労働新聞は「安倍が騒ぐ拉致問題は解決されて久しい」とし「未解決の件として残っている重大で歴史的な拉致問題は、まさに日本にある」と主張した。それと共に「前半期にわが国を軍事的に強制的占領した日本は、官権と軍事力を総発動して朝鮮の人を組織的に拉致して行った」と強調した。

新聞は「安倍の勢力がいくら発狂しても、過去の清算義務を投げ捨てる事はできない」とし「定義と真実を歪曲して、自らの歴史的責任から逃れることが外交ではなく、自国民に世代を引き継いで恥辱の荷物を重ねるのが政治家の責務ではない」と批判した。北朝鮮官営朝鮮中央通信も、前日に論評を出し「拉致問題は私たちの誠意と努力によって、すでにかなり以前にすべて解決された問題で、これ以上、存在しない」とし「日本の行動は、この国が真に日朝両国間の結び目の問題を解いて親善を図ろうとする意図ではない他の不純な目的を追求しているという事を世界に印象付けるだけ」と非難した。

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Source: かんこく！韓国の反応翻訳ブログ