日本を超えて「アジアナンバーワン」…ジャックポット発生した「韓国海底ケーブル」[世界最高挑戦するK-TECH]

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韓国経済TVは、グローバル市場をリードしている韓国企業の競争力と技術をチェックする連続報道を進めています。

今日は後発にも関わらず、アジアを越えて世界市場に挑戦しているLS電線の海底ケーブル事業について説明します。

生産工程から独自開発に入ったのに続いて、現在はヨーロッパの世界最高のライバルたちと肩を並べている技術力まで備えているという評価を受けています。

キム・テハク記者が東海工場に直接行ってきました。

[記者]

轆轤のように見える機械がずっと回転しながら黄色と黒の巻かれた厚い糸を引き出しています。

今生産されている成人の太もも程の太さのワイヤーが海の下で電力を接続する海底ケーブルです。海底ケーブルは、海の中で複数の悪条件に耐えることをメインに高難度の技術が集約された製品です。

[インタビュー]パク・ジュボム/ LS電線海底ケーブル生産チーム長

陸上ケーブルは単調状であるため、問題が生じたとき、相対的に簡単に交換することも修理をすることも出来ますが、海底ケーブルは数十kmとなるケーブルです。例えば、20kmのケーブル途中で問題が発生した場合、20kmケーブル全体が使えなくなる場合があります。だから地中ケーブルよりも品質管理レベルが何倍も高いのです。

2008年、東海市に海底ケーブル工場を立てたLS電線は、誰の助けも借りず、いわゆる「地面にヘディング(無茶なことを無理矢理やろうとすること)」する気持ちで事業を開始しました。

国内に海底ケーブル開発技術が事実上皆無、海外企業は技術を提供していなかったからです。

さらに、海底ケーブル事業は、設計・生産技術だけでなく、海底に施工することができる技術まで備えなければならず、より困難でした。

LS電線は、多くの試行錯誤を経て、海底ケーブルの必要な絶縁設備と外装の設備、ターンテーブルなどの工程全般を自社開発し、敷設ノウハウを築きました。

結局、毎年100億ウォン規模で素材・部品・装置技術などに投資した根気と200人以上のR&D人材が世界最高水準の技術を成し遂げました。

[インタビュー]キム・ジョンテ/大津大学電気電子通信工学教授

LS電線は、現在高徳-北唐津に、500kV MI-PPLPケーブルというケーブルを世界で二番目に開発して建設中です。最近、HVDC(高圧直流送電)ケーブルの傾向は、ポリマーケーブルと見なすことがあるんですよ。LS電線は250kV HVDCケーブルを世界で四番目に開発して優先的に根幹を確保しました。これは、ほぼ世界最高水準です。最高レベルのケーブルを作ることができます。

このような技術力をもとにLS電線は後発走者にも関わらず、シンガポールとマレーシア、ベルギー、ブラジルなどで相次ぐ海底ケーブル工事受注を獲得しました。

最近では、約2千億ウォン台に達する台湾の海底ケーブル事業を相次いで受注し、日本の競合他社を抜いてアジア最高の海底ケーブル企業の仲間入りをしました。

現在5,000億ウォン以上の受注残高を記録しているLS電線海底ケーブル事業は、今年は約1,400億ウォンの売り上げを出すことが期待され、2021年には、その倍に及ぶ3,000億ウォン規模に成長すると見えます。

[インタビュー]キム・ジサン/キウム証券会社分析チーム長

LS電線の海底ケーブルの競争力は、欧州のプリズミアン、ネクサンスに続いて3位と分析されています。今後の成長性は洋上風力市場で見つけることができるようになります。昨年末までに全世界的に23 GWが設置され、2030年までに200 GWまで構築されます。年平均20%以上ずつ成長する市場になるでしょう。

LS電線は、今後も世界最高水準の海底ケーブルの生産のための投資を継続していく方針です。

[インタビュー]キム・ウォンベ/ LS電線エネルギー事業本部生産部門部門長

「長距離電力送電にはDC(直流)ケーブルを多く使用しています。そのため、私達も今はケーブルをAC(交流)ケーブルだけでなく、DCケーブルを現在も開発しており、実際の認証までされているものもあります。今後は私達が500 kVまでHVDC(高圧直流送電)海底ケーブルを作るために開発進行中であり…」

来年2月には、東海市に第3工場を完工し、3月から稼働を始め、最大2.5倍まで生産性を向上させる予定です。

LS電線は、高品質の技術と生産量に基づいて、アジアを越えてヨーロッパのトップ企業の間で市場シェアを増やすという計画です。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ