【マーケットビュー】アジア絶好調なのに私たちだけ蒼白…外国人21日目の売り越し
韓国証券市場が「厳しい状況」であることを改めて如実に示している。この一週間、主要国証券市場の変動を見ると、15カ国の証券市場のうち、コスダック指数が3.42%下がって最も大幅に下落、コスピ指数が2.77%下落して下から3位を記録している。
これは、前日までの数値で、5日はもっとひどかった。 他のアジア証券市場は全て米・中の貿易紛争緩和への期待感に0.5~0.8%上昇中だが、韓国証券市場だけ下落した。 コスピ指数は前日より8.15ポイント(0.39%)下落した2060.74を記録し、コスダック指数は7.67ポイント(1.23%)下落した617.60にとどまった。
同日も外国人の売りが下落を招いた。コスピ・コスダック共に、取引開始直後は値上がりするような雰囲気だったが、売り注文が殺到し、下落に転じた。 外国人は有価証券市場は660億ウォン、コスダック市場は361億ウォンを売った。 オプションでも2428億ウォン分の量を投げ出した。 外国人は22取引日の間、株を売っている。
この日の弱気は、欧州に対するドナルド・トランプ米大統領の警告によるものと見られる。トランプ大統領は「NATO防衛費と関税を結びつける」と述べた。「防衛費の負担を増やさなければ、自動車などの関税賦課で解決する」と宣言したが、このような態度が韓国にも影響を及ぼすのではないかという観測が出た。 韓国も現在、米国と駐韓米軍の駐留費などをめぐって交渉中だ。 これに現代自動車(005380)は3.28%、現代モービス(012330)は1.80%下落した。
王毅中国外交担当国務委員兼外交部長が2014年5月以降5年6ヵ月ぶりに来韓したが、訪韓の成果がないという懸念も証券市場の下落を招いた。 王毅部長は米国を狙って、「世界平和を脅かしている」とだけ発言し、習近平主席の訪韓を約束しないなど、訪韓の実利がなかったという評価だ。 化粧品メーカーアモーレファイシック(090430)が2.36%下落し、ホテル新羅(008770)と新世界(シンセゲ)(004170)も1.47%、0.89%下落した。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ