「核保有統一韓国」恐れる日本···「韓国信頼可能な友好国なのか疑問」
日本外交安保専門家、5日のシンポジウムで主張
前駐米大使「韓国離れず、ある程度合わせなければならない」
元統合幕僚長「日本を遠ざける時、日米同盟が重要」
「両国間の信頼の問題…確かな共通の敵見えない」
「核保有統一韓国心配」… 「中・露と手を取り合って、米・日と対立することも」
日本の外交・安保専門家たちの間で「統一韓国出現時に表示される反日構図」を心配する声が出た。「揺れ動く北東アジアの平和」をテーマに、去る5日に東京で開かれた第16回安全保障シンポジウムからだ。
14日読売新聞によると、佐々江賢一郎前駐米大使はシンポジウムの基調講演で、「ムン・ジェイン大統領が2045年の南北統一を目指しており、日本にとって最も望まないことは、統一された韓国が核を保有して反日的中国の拡張政策のパートナーとして存在することだろう」と述べた。それとともに「そうならないよう努力出来ることはやる必要がある」とし「日韓関係でも、日本が韓国を投げ出さずに韓国の気持ちにある程度合わせる努力は無駄ではない」と指摘した。
共同基調講演に出た河野克俊前統合幕僚長(合同参謀議長に相当)は、「もし韓半島に統一国家が生じ、中国、ロシア・統一韓国という大陸国家群が形成されると、これに対応して、日本・米国・オーストラリアの海洋ネットワーク間の対立の構図が表示される可能性もある」とし「このような構図では、さらに日米同盟が重要となる」と主張した。
これと関連し、河野克俊前統合幕僚長はドナルド・トランプ米国大統領の「日米安全保障条約は不平等である」という主張の意味を強調した。彼は「日本に有事事態発生時、米国が防衛するという条約5条、基地を米軍に提供するという6条でバランスを取っているというのが日本政府の公式見解」とし「トランプ大統領の主張は基地に数兆円を提供するような話ではない。(米軍のみ)命をかけていて不平等だ」と述べた。続いて「米国が全体的に世界で(軍事的に)後退する傾向にあり、日本が(軍事的な運用で)不平等さをなくさなければ日米安保条約もどうなるか分からない」と指摘した。一言で自衛隊がより積極的に米軍と一緒に軍事活動を展開しなければならないというものである。
韓日葛藤の原因を「信頼」の問題という見方も出ている。委員会に参加した村井友秀東国際大学教授は「戦略家であるナポレオンは『戦争するとき一番困る存在は、強力な敵ではなく、信頼できない友邦』と話した」とし「韓国という国は日本にとって信頼できる友邦なのか(疑問)」と主張した。続いて「確実な共通の敵がいる場合、信頼感は増えるが、日韓の明確な共通の敵がいるのか非常に不安定な状況だ」と付け加えた。
村井教授はこの日、「中国の脅威」をめぐる対応と関連しても強硬発言を出した。彼は「日本単独で中国の侵略に抵抗することができると中国が考えると、それが抑止力になる」とし、「日本が台湾危機に介入することができる軍事力を持つのは、中国を説得するとき、最も強力なカードになる」と述べた。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ