イメージセンサーも自立化…素材部品続々国産化

ETRI、スマート安全センサー開発
コストを30%削減…価格競争力備える
商用化時日本製品代替可能か

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最近、日本から全量輸入して使用していた半導体コーティング材料国産化の成功に続き、今回は熱画像カメラと CCTVの核心部品であるイメージセンサーを代替することができる源泉技術が開発された。

イメージセンサーは、国防分野でも活用されるため、ホワイトリスト除外で、個別許可を受けなければならない1100以上の戦略物資に含まれる可能性が非常に高い品目の一つだ。イメージセンサーなどは、日本が世界のセンサー市場の半分以上を占めている。

韓国電子通信研究院(ETRI)は研究所企業シーワークスと音場の変化に基づいて、侵入や動きはもちろん、火災まで感知するスマートセーフティセンサーを世界で初めて開発したと3日、明らかにした。このセンサーが実用化されると、日本のセンサー部品を交換することが予想される。

音場センサーは、スピーカーで音を発生させ、一定のスペースに形成された音場の変化を分析し動作する。人が動いたり、温度が変化すると音場も変化するが、マイクを介して変化した音波を受信受け、状況を感知する方式である。

例えば人工知能(AI)スピーカーを呼び出して、セキュリティモードを設定すると、スピーカーはコオロギの鳴き声に似た音を2~3秒ごとに0.5秒ずつ放出する。動きや温度に応じて音場の変化が検出されると、ユーザーに文字などの通知が来るようだ。

このセンサーは、目に見えないところや遮蔽された熱などは検出されない既存の画像センサーや赤外線センサーとは異なり、死角がない。音の反射や回折現象を利用して、障害物を越えて死角の動きも敏感な把握が可能である。

価格競争力も優れている。死角がないから同じ空間を、従来のセンサーよりも少ない数のセンサーで正確に検出することが可能である。従来比約30%のコストで導入することができるという点も強みだ。

ETRIは、導入と維持費も他のセンサーよりも安価で精度が高く、不必要な費用を削減することができると説明した。

このセンサーは、ETRI、インテリジェントセンサー研究室パク・ガンホ博士チームの音場センサーのセキュリティ源泉技術移転を受けて開発された。研究者は、韓国、米国、ドイツ、英国、中国など5カ国の音場センサー技術関連の特許10件を出願及び登録した。

パク・ガンホETRI博士は「このセンサーは、赤外線カメラ、CCTVなどの他の追加のセンサー設置しなくてもセキュリティ、火災監視などに活用が可能である」とし「センサーが実用化されると、従来のセンサーを補完して輸入を代替して、センサー製品や素材部品国産化にも大きな助けになるだろう」と述べた。

研究者は、現在、国内のキャリアとホームCCTV企業と活用方案を論議中で今月中に製品を発売し、来年初めから本格的な市販が可能と予想した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ