「韓国はいたずら小僧のよう···いつか素晴らしい親日になるだろう」
ドキュメンタリー「主戦場」で詭弁並べた極右・加瀬英明
安倍総理など所属した極右団体「日本会議」の幹部として活動
93年に出版された嫌韓書籍「醜い韓国人」の実質著者として知られている
「韓国は煩いいたずら小僧のようにかわいい国だ。」
慰安婦問題と関連した日本の極右勢力の主張が持つ盲点を痛烈に批判したドキュメンタリー「主戦場」(出崎幹根監督、25日公開)のセリフだ。
ドキュメンタリーは「慰安婦は、実際は売春婦だった」「日本軍と政府が慰安婦強制連行をしたという証拠はどこにもない」など、日本の極右関係者の一貫した主張が多く登場するが、その中で最も目を引くのはこの右翼外交評論家加瀬英明(83)氏だ。
ドキュメンタリーは慰安婦強制動員を認めない「慰安婦否認主義者」として、日本極右勢力の大元であり中心的な「日本会議」を接続する架け橋の役割をする人物として彼を挙げた。
加瀬氏はドキュメンタリーで、「多くの人々が馬鹿な問題(慰安婦問題)に過度な関心を持っている。『ポルノ的な関心』を持っているではないか」という詭弁をためらわない。
また、「南京大虐殺は中国の作り話」とし「教科書には明るい内容を多く載せるべきだ」と主張した。慰安婦強制動員、南京大虐殺など恥ずかしい日本の過去の歴史を若い世代に教える必要はないという論理だ。
韓日関係と関連しては、「中国が旧ソ連のように崩壊すれば、韓国は日本に頼るしかない。そうすれば、韓国は最も親日的な素晴らしい国になる」とし「 韓国は叫ぶいたずら小僧のようにかわいい国だ。個人的には大好きな国」とした。
このような詭弁で示すように、加瀬秀明は、日本の代表的な極右に挙げられる。慶応大学を卒業した後、イェール大学などに留学した彼は、日本の安倍晋三首相をはじめ、自民党の大物が加入している日本会議議員連盟の東京本部長を務めている。
それだけではない。「慰安婦の真実のための国民運動」代表、「歴史的事実普及協会」代表、「新しい歴史教科書を作る会」の諮問委員、「南京事件の真実を検証する会」代表などの右翼団体からの重要な職責を担っている。
彼はドキュメンタリーで、「韓国は個人的に好きな国」としたが、彼は援助嫌韓論者に挙げられる。
1993年韓日両国を騒がせた嫌韓ベストセラー「醜い韓国人」の実質的な著者として知られている。日本による朝鮮半島植民地支配を正当化するこの本には、「日本が野蛮な朝鮮を植民地支配して近代化させた」「慰安婦は売春婦」「日本が朝鮮の保護者でなかった場合、韓国は中国やソ連に食い荒らされ後進国を抜け出せなかった」などの主張が含まれて大きな波紋を起こした。
2007年には、米国の時事週刊誌「ニューズウィーク」に「米軍の調査の結果、慰安婦は売春婦であり、強制連行や拉致はなかった」という内容のコラムを寄稿して物議をかもした。「醜い韓国人」波紋以前は全斗煥・盧泰愚・金泳三元大統領など韓国最高位層と頻繁に接触し、日本側とのパイプラインの役割を自任していたことが分かった。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ