中央日報
日本の市民団体「NO MORE倭乱実行委員会」が26日午前、韓国巨済市(コジェシ)にある玉浦大捷(オクポデチョプ)記念公園 で「壬辰倭乱反省集会」を開催した。
韓国と日本の和解と共生を追求する同団体は1992年に創設され、2000年からは毎年慶尚南道(キョンサンナムド)や釜山(プサン)など壬辰倭乱(文禄・慶長の役)にまつわる遺跡を訪れて反省・交流行事を行ってきた。
釜山日報など韓国メディアによると、この日巨済を訪れたメンバーは日本近代史学者、医師、市民団体活動家、高校生、人権運動家、事業家、教師、牧師ら23人で、玉浦大捷記念公園塔の前で基調発表の報告や壬辰倭乱犠牲英霊に対する献花、黙祷などを行った。また、韓国童謡『私たちの願い』などを韓国語で歌った。
同団体の実行委員長は「日本は過去の侵略事実を認めることを自虐史観だと言って否定するだけでなく、日本の伝統と文化を守るという口実で冷遇している」とし「我々は安保法制定や憲法改正の方向性を知るためには過去の倭乱と日本帝国による侵略の歴史を正しく認識する必要がある。これこそが、日本が再び過ちを繰り返さない道だと肝に銘じたい」と強調したと慶南道民日報が伝えた。
玉浦大捷は壬辰倭乱当時、朝鮮水軍が初勝利をあげ、倭船約50隻のうち26隻を撃沈させた戦いだ。巨済市は1996年、この玉浦大捷を記念するために記念公園を造成した。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報