「繁華街のど真ん中に少女像はそぐわない」「日本との交流に支障が出る」という理由からだ。
28日午後7時、ソウル市麻浦区内の弘益大学正門前。少女像を載せた小型トラックが正門前に近付くと、大学関係者が前を遮った。双方は夜遅くまで正門前で対峙(たいじ)した。
弘益大学は26日に麻浦区庁に公文書を送って少女像設置反対の意思を表明、「大学の正門に特定国の国民が拒否感を抱いている造形物を設置するのは大学の国際化努力に反する」と説明した。事前の話し合いがなく、場所が狭いことも反対の理由に挙げた。
今回の少女像設置は麻浦区議会の共に民主党所属議員が昨年から勧めてきたものだ。同地域で「麻浦平和の少女像設置推進委員会」を作り、3000万ウォン(約300万円)を集めた。除幕式は三一節(独立運動記念日、3月1日)に行われる予定だ。
当初の設置場所はソウル市麻浦区上岩洞の旧日本軍駐屯地だった。京義線水色駅から列車に乗り、中国などに連れて行かれた慰安婦の集合場所だった。少女像を設置するのに象徴的な場所だと判断されたが、交通の便が良くなく、人通りも少ないという理由で取り消された。
そうした時、募金に賛同した学生たちが「弘益大学 歩きたい街」広場への設置を提案した。設置を主導したイ・ボンス区議会議員は「若者層や外国人が多く訪れ、歴史意識を高める効果がある。『歴史観光』スポットとしても活用できる」と話す。
ところが、弘益大学商工会が反発した。ある商店主(23)は「私自身も慰安婦問題の解決に関心があるし、(ソウルにある日本大使館前の)水曜集会に参加したこともある。しかし、慰安婦と何の関係もない弘益大学前の繁華街に少女像を立てることに何の意味があるのか分からない」と言った。
別の商店主(37)は「弘益大学前の通りは夜になると酔っぱらいでいっぱいになる。汚物の投げ込みなどのトラブルが起きたら、混乱がさらに大きくなるばかりだ」と語った。
推進委員会は弘益大学正門前を最終設置場所に決めた。すると、今度は弘益大学側が反対した。商工会も「場所を移しても弘益大学前の繁華街の中であることは変わりない」という考えだ。また、「この少女像が近隣住民の意見聴取後に開かれる公共造形物審議委員会からの許可申請が出ていない点も問題だ」と指摘している。
2018/03/01 11:00
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/01/2018030100720.html
当局はしょっ引けw
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Source: おもしろ韓国ニュース速報