現在、日本には“韓流ブーム”の第三波が押し寄せている。
2002年ごろ、あの“ヨン様”で有名になった『冬のソナタ』を第一波とすると、その後の『少女時代』、『KARA』、『東方神起』の韓流アイドルブームが第二波。そしていま、女性アイドルグループ『TWICE(トゥワイス)』による第三波の韓流ブームが起きているのだ。
「TWICEは18~22歳の9人で構成されており、国籍は、韓国5、日本3、中華民国(台湾)1という陣容です。昨年末、韓国に国籍がある歌手としては6年ぶりに紅白歌合戦に出場しています。ただ、これまでの韓流ブームとはファン層に違いが見られ、ヨン様のファンは中年女性でしたが、TWICEの支持層は女子中高生です」(アイドルライター)
キーワードは「オルチャン」
TWICEは2015年にデビューし、2016年10月には日本でデビューしていないにもかかわらず、オリコン週間アルバムランキングで10位に入りました。日本デビューは昨年6月で、ベストアルバム、デビューシングルともに同ランキング1位を獲得、いずれもプラチナ認定を受ける大ヒットを飛ばしている。
「ブームの兆しは、数年前から彼女たちの“オルチャンファッション”が女子中高生のあいだで人気になったことです。韓国語で“顔”を意味する『オルグル』と“最高”を意味する『チャン』を合わせた造語で、直訳だと“顔が最高”という意味ですが、“かわいい一般人”と訳されています」(同・ライター)
メイクの特徴は、目をパッチリに、眉は並行で太め、チークはさらっと、といった特徴があり、ファッションは体のラインを強調している。若者が集まる東京の原宿にある竹下通りはいまや、オルチャンファッションの女性だらけだ。
「コリアンタウンといわれた東京の新大久保は、かつてはおばさんが目立ちましたが、現在は若い女性が押し寄せるようになっています。韓国料理店もチーズタッカルビの流行にみられるように、“オルチャン向き”にアレンジされたものが増えています」(グルメライター)
2004年ごろまでは、韓国の女子大学生や女子高校生などが日本の女の子のメイクを真似ていた。だがいまは逆に、日本の女の子が韓国のメイクやファッションに憧れる時代となっている。
ソース:まいじつ 2018年02月27日 17時30分
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12156-44715/
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Source: おもしろ韓国ニュース速報