医学部教授「日本の確定者数急減、K防疫の致命的なミスを示している」
最近、日本で新型コロナウイルス感染症(コロナ19)への感染者数が激減し、その理由に関心が集まっている。 まだ正確な理由は明らかにされていないが、韓国のある予防医学専門家は「日本の確定診断者の急減は”K-防疫”の致命的なミスを示す事例だ」と主張した。
慶北大医学部予防医学科のイ・ドクヒ教授は16日、カカオが運営するブログ「ブランチ」にこうした主張を書き込んだ文章を掲載した。
日本は今月22日、今年に入って最も少ない一日確定者数50人を記録した。 23日、再び113人へと小幅に増加したものの、24日は再び77人へと減った。 死亡者も19日0人、21日0人、22日2人、23日2人などで、ほとんど発生していない。
日本の拡進者の急減に対しては、多様な主張が提起されている。 日本での1次接種率79%、2次接種率77%を基にした「ワクチン効果」、そして「日本デルタウイルス自滅説」、「検査件数急減説」などである。
イ教授はこうした説自体が「K防疫が日本の防疫よりも立派だと信じたいもの」と批判した。 そして日本の感染者数の激減が「自然感染を防げなかったおかげ」と主張した。
イ教授は「韓国と似たワクチン接種率を持つ日本が韓国と最も違う点は、最初から国が出てきて防疫という名で無症状あるいは軽症で通過する自然感染を防がなかったということにある」とし「日本の感染者の急減はワクチン接種率が50%に満たない時から始まったが、こうしたことは強力で広範囲な免疫を提供する自然感染の経験を持つ人が存在するから可能だ。 確定者の急減が単にワクチン接種率を高めたからといって可能ではない」と指摘した。
続いて「日本のデータ改ざん説は(コロナ19)流行初期から韓国社会を支配してきたフレームだった」とし「だから昨年3-4月から見せてきた非常に異常な現象、PCR検査(遺伝子増幅検査)もせず放置しているように見えた日本でコロナ19死亡がなぜ爆発しないのかについて誰も質問しなかった」と主張した。
イ教授は「もし初めから完全に相反する防疫政策を取っていた韓国と日本が緊密な協力体制で流行状況を比較・分析していたなら、パンデミック状況で防疫というのはそれほど大きな役割をするものではないという事実をいち早く見抜くことができたはず」と繰り返し主張した。
「私は流行初期から”交差免疫”の重要性を強調した。 交差免疫は過去に類似したコロナウイルスにさらされた経験があれば、コロナ19にも抵抗力があるということだが、東アジア圏はこのような理由でコロナ19に対する抵抗力が非常に高い地域」とも主張した。
イ教授は「日本の確定患者数の急減はK-防疫の大前提、すなわち『無症状でも絶対にかかってはならない感染病』という仮定に致命的な間違いがあることを示している」とし「(韓国は)矛盾に満ちた防疫を2年ほど経験している」と指摘した。
また「韓国ではこれまで学習されたウイルスに対する恐怖があって受け入れにくい人も多いはず」とし「K-防疫の弊害は、コロナ19に対して国家が先頭に立って誇張された恐怖を助長し、これを防疫の成果として積極的に活用した点」と述べた。
続いて「これまで防疫当局はワクチン接種率さえ上げればすべての問題を解決できるかのように国民を誤って導いてきたが、この難局から脱するためには突破感染でも何でも自然感染を経験する人が増えなければならない」とし「今からでも動線追跡する疫学調査と無症状者・軽症患者を対象にしたPCR検査を中止すべき」と付け加えた。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ