朝鮮日報コラム「これ以上、日本に触れない方が克日」
[朝鮮日報コラム]もう私たちは日本にお金をくれという要求はやめよう
今年の購買力基準の1人当りの国民所得は、韓国の方が日本より高い
これぞ真の克日
お金の要求で儲けたのは慰安婦おばあさんではない
ユン・ミヒャン(国会議員)一派ではなかったか
日本企業が日本植民地時代の強制徴用被害者に賠償責任があるという大法院の判決をソウル地方裁判所が覆した。極めて異例なことだ。この事件を見て、以前の良くない記憶をまた思い出した。筆者が編集局長の責任を担っている時だった。「中央選挙管理委員長を経て最高裁判事出身の法曹界関係者が、妻が経営するコンビニで働いている」という情報提供が寄せられた。話題になる事なので確認させたところ事実だった。最高裁判事出身の弁護士は、印鑑を押すだけで何千万ウォンを受け取るという話があるぐらいなのに、意外な事だと思った。この方の話をコンビニで働いている写真と共に本紙6面に掲載した。2013年の事だった。
ところが記事が出て5ヶ月後、この方がコンビニの仕事を辞めて法律事務所に転職した。当初、記者とのインタビューで「当分、普通の人として暮らしながら庶民として経済生活をしたい」と話していた方なので、大いに当惑した。だが「そのような事情があるのだろう」と考え見過ごした。その方の真意を過小評価したくなかった。
5年後の2018年、キム・ミョンス大法院が全院合議体を通じて、日本企業が強制徴用被害者に賠償する義務があるという判決を下した。よく分からない人が聞けば当然の判決のようだが、そんなに簡単ではない。1965年、日韓両国は請求権協定を通じて「両国と国民の請求権が完全かつ最終的に解決された」ということで合意した。この時、日本から受け取った5億ドルは、当時の日本外国為替保有額の4分の1にのぼる巨額だった。このお金が漢江の奇跡を成し遂げる呼び水になった事は皆が知っている事実だ。日本に対する請求権の完全かつ最終的な解決により、韓国政府は国内徴用被害者から申告を受けて、補償金を二度に渡って支給した。
だが、後ほど一部の被害者が再び日本企業に賠償要求訴訟を起こした。この訴訟は、韓国の1、2審でいずれも敗訴した。時効が過ぎて再論できないという判断だった。これは常識だった。ところが2012年の大法院がこれを覆す「驚くべき」判決を下した。その時の担当主審がまさに「コンビニ最高裁判事」だった。この判決が、日韓関係破綻の一つの出発点になった。この判決のために、外交部と大法院がコミュニケーションを取らない訳にはいかなかった。外国でも外交がかかった判決では、このような過程がよくある。現政権は、ここに「司法壟断」という帽子をかぶせた。未だに多くの人が苦難にあっている。2018年、キム・ミョンス大法院の判決はコンビニ最高裁判事のこの判決を再確認したのだ。
これと関連した論議が大きい時、ある席で会った法曹人は誰だという事もなく、この判決を強力に批判した。ある人は「退任を二ヶ月後に控えた最高裁判事が、政権交代期に次の席を考えて下したポピュリズム判決」と断定し、5年前に本紙のコンビニ報道を取り上げ論じた。当時、憲法裁判所長が他の人に決まると、数ヶ月も経たないうちにその方がコンビニを辞めて法律事務所に移ったという事だ。皆が「まさか…」といいながらその場を去ったが、筆者は気楽ではなかった。
筆者は今でも彼に悪意があったとは思っていない。誰でも生きていれば偶然も経験するし、誤解も受ける。人物評価を聞いてみると、人柄も非の打ち所がない方だという。だが、この方が判決を下す際、周辺に「建国する気持ちで判決文を書いた」というマスコミの報道を見て、なぜか釈然としない気持ちを拭えなかった。率直な心情だ。
本当の運動家出身によると、今の政権周辺には「民主化された後に民主化運動をした人」がとても多いという。「解放された後に独立運動をする人」も本当に多い。世の中で一番容易な事だ。今の政権で竹槍歌を歌い「土着倭寇」云々する人すべてが解放された後に独立運動をする人々だ。「建国する気持ち…」もひょっとして解放された後にという独立運動ではないのか。
慰安婦問題とは違い、徴用者問題は1965年の日韓協定に明示されている。それでも個人の請求権はなくならないというが、これは天賦的人権の原論的な話と見なければならない。これを根拠に、外国企業にお金を出せという事ができるのだろうか。国際社会の認定を受ける事はできない。同じ論理で、日本人たちが韓国にあった財産の個人請求権を行使するといえば耐える事ができるのだろうか。それこそ、布団の中で私たちだけで万歳を叫ぶ事だ。
一体なぜ私たちが、21世紀の大韓民国がこのように煩わしくなければならないのか。1965年の日韓協定当時、韓国と日本の国家GDPの格差は29倍だった。それが今は3倍の差に狭まっている。今年のIMF統計によると、購買力基準の1人当り所得は韓国が4万7000ドルで、4万4000ドルの日本より高い。これが克日でなければ何が克日なのか。なぜ私たちが、今でも他国にお金を出せとしなければならないのか。それで得をしたのは慰安婦のおばあさんではなく、ユン・ミヒャン一派ではなかったか。
中国は、日帝に最も多くの被害を受けた国だが戦争賠償金は要求しなかった。賠償を受けた国はフィリピン、ベトナム、インドネシア、ミャンマーなどだ。今の大韓民国はお金がないのか。これからは日本と過去の歴史清算問題でお金の話はしないでほしい。
スレ主韓国人
クソな主張だが要約するなら「今は、私たちもご飯を食べていけるのに、なぜ度々お金が欲しいともの乞いして日本様の機嫌を損ねるのか」です。
いや、私たちがお金を貰うためにあんな事をしているんですか?
自分で考えても、あまりにもクソな主張だと言う事が分からないのか?
「バカは私の舌に騙されろ」としながら、ユン・ミヒャンを引き込む事に抜け目がありません。
訳もなくクソ倭寇の本陣ではありません。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ